春なのに憂鬱なあなたへ!自分を見つめ直し後悔のない人生を過ごしましょう
寒い冬が過ぎてもうすっかり春になりましたね。
ここ最近はお昼も温かくなり桜も咲いていてかなり春の訪れを感じることができる季節になりました。
ただ新学期や生活環境ががらりと変わることが多いのはこの時期です。
何だか季節的には好きだけどいつもこの時期は心が沈む、なんてことを感じたことはありませんか?。
簡単に言うと「自分は憂鬱なのかも」って気持ちになったりしていませんか?。
なぜこの時期はそのようなことが起こるのか気持ちの変化の原因を探してみましょう。
入園・入学・就職・引っ越し・一人暮らしこれらの要素も関係してくるので、落ち着いて自分と向き合ってみるのもよいでしょう。
心がなんだか落ち着かないのはあなただけではない
春は、変化の多い季節で有名です。
いろいろな変化が多くの人に起こります。
もう少し具体的に見ていきたいと思います。
「なんだか落ち着かないな」「春の明るさがしんどい」そんな気持ちでいるのは、なにもあなただけではありませんのでご安心ください。
職場環境や仕事内容の変化
会社員に異動はつきものです。
頭では分かっていても、実際に自分が異動となると「異動なんて嫌だな」「そろそろ異動の候補になるかも」なんて嫌な気持ちが渦巻いて受け入れるのに時間がかかることもあるでしょう。
春は転勤、異動、組織の再編など、職場環境に大きな変化が起こる時期です。
また年度末、契約が更新されるかどうかも不安な契約派遣社員もいることでしょう。
組織の異動は自分ではどうしてもコントロールはできないことが多いです。
働き続けるならその異動を受け入れることしかない!新しい環境に自分が馴染めるか、新しい仕事に引き続きがうまくいくかなど、春特有のストレスを感じている人がいても不思議ではありません。
他にも、昇進して部下ができるが、うれしい反面、うまく指導できるか、不安を感じたり職場の親しい人が退職、転職などで去ってしまうことも、憂鬱さを感じる原因になります。
家庭環境の変化
春は家庭内にも大きな変化が起きます。
例えば夫の転勤、転勤族ならば「またか~」と思う妻も多いと思います。
せっかく見つけた仕事だから簡単にやめたくない、親しい人とも別れなくてはいけない。
もうため息しか出ない、なんて気持ちにもなりますよね。
幼い子供がいれば、子育ての準備をしながら引っ越しの手続きや準備もしなくてはならず、憂鬱さも抱えてしまうことでしょう。
さらに新しい環境でうまくやっていけるかという不安も当然感じるはずです。
春なのに、不安だらけでもう嫌って気持ちに陥ってしまうかもしれません。
また子供が実家を離れる寂しさに向き合わないといけない方もいます。
「家の中が寂しくて」「心に穴が空いたみたい」大学卒業や就職を機に、子供が家を出てしまうことも、喜びである反面、寂しさが原因となりいつまでも憂鬱な気持ちが続いてしまう事があります。
生活環境の変化
子供が保育園、幼稚園に通い始める、小学校に入学することも、喜びであると同時に不安も大きいものです。
初めての子供ならば、子供が泣かずに登園できるか、友達ができるか、迎えの時間に仕事が終わるのかなど、心配はつきないでしょう。
さらに、他のお母さんたちと上手に付き合えるか、ママ友ができるか、役員はどうしよう。
上げていけば切りがありません。
入園、入学など、春の慶事も喜びの反面、ストレスの原因となってしまう。
春は、心のバランスを取るのが難しい季節、と言えます。
天候の不安定さも影響
「春は毎日のように天気が変わる」よく耳にする言葉ではないでしょうか。
春の気候を説明するのに、代表的な言葉のひとつに「三寒四温」があげられます。
三日寒い日が続けば、四日暖かい日が続くという言葉通り、春の天気は変わりやすく、安定しないという意味です。
朝は寒くて暖房がまだ必要だったのに、昼間はぽかぽか陽気で、コートなんていらない。
そんな経験をされた方も多いでしょう。
ただ、この寒暖差が、人の自律神経に影響を与え、体調を崩す原因となるのです。
自律神経が乱れると
・体がだるい、眠い
・食欲がない
・イライラする
などの、症状が出てきます。
春は、気候までもが、ストレスをうむ原因になるのですから、春の体調不良は、誰にでも起きる可能性があるのです。
ストレスを跳ね返せる心を手に入れよう!
春が来て、桜も咲き、揚揚とした気持ちで過ごしたいのに、新生活への不安がつきまとい、憂鬱…。
やっと来た春を楽しめないのでは、もったいないですね!。
心にある憂鬱さ、不安を上手に回避する思考法を手に入れて、憂鬱さを跳ね返す強さを手に入れましょう。
不安を書き出してみよう!
面倒だなぁと感じてしまうかもしれませんが、心にある不安を書き出してみませんか。
異動する部署の仕事に自信がない。
新しい会社に馴染めるかどうか不安。
新年度、職場で自分に起きるであろう不安が、いろいろあるはずです。
また、家庭内での変化も大きなストレスとなり、憂鬱な気持ちを産み出します。
単身赴任で頼れる夫がいなくなり、一人で子育てできるか。
子供が一人暮らしを始めることが、心配でたまらない、など。
憂鬱な気持ちや不安を書き出すことで、その気持ちを自分の外に出すことができ、その不安を客観的に眺めることができます。
そうすることで、感情を落ち着かせることができます。
また、長く続けることにより、感情を上手にコントロールする力も身につくと言われています。
特別な道具は必要ありません!。
手軽に始められることから、取り組んでみませんか。
憂鬱な気持ちを聞いてもらおう!
あなたのその憂鬱な気持ち、誰かに話したことはありますか。
まだという方は、ぜひ、親、兄弟、信頼を寄せる人に聞いてもらいましょう。
一人で、悩みを抱えたままですと、憂鬱な気持ちがいつまでも解消できずに、つらい日が続くだけです。
けれども、誰かに気持ちを聞いてもらうだけでも、心が軽くなったり、気持ちの整理がついたりするものです。
悩みのない人なんていません。
親、同僚、友達など、憂鬱な気持ちを正直に話しあえる人を大切にしたいものです。
そうは言っても、親しい人に相談しにくい内容であったり、相談相手なんていない、という場合もあるでしょう。
参考までに、厚生労働省の補助事業「よりそいホットライン」という、悩みを無料で相談できる場所があります。
行政機関、NPO法人、オンラインでの相談なども利用してみませんか。
面識のない相手だからこそ、気を遣わずに話せるということもあります。
憂鬱な気持ちを吐き出すことで、きっと、心が軽くなるはずです。
物事の見方が偏っていませんか?
物事には、二つ以上の見方がある、と言われています。
例えば、子供が春から独立するが、不安や寂しさが大きく、憂鬱さを感じているならば「自分が大切に育ててきた子供なのだから、きっとうまくやっていける」と考え直すことができます。
もしくは「子育てにかけていた時間を、自分のために使える時が来たんだ」そう考えることもできます。
また、自分の希望でない部署への異動が決まってしまい「私はもう必要ないのかなぁ…」なんて、落ち込んでいるならば「新しい仕事もキャリアにプラスになるはず!」と見方を変えることもできます。
憂鬱な気持ちを抱えていると、無意識にネガティブな視点でしか物事を見られなくなったり、悲観的なことばっかり頭に浮かんできたり、視野が狭くなるものです。
不安を書き出すとともに、その不安をポジティブな視点から見直してみませんか。
きっと憂鬱な気持ちが晴れるようなきっかけとなるはずです。
まとめ
いかがでしょうか?。
春は桜が綺麗で気候も温かくかなりいい季節なんですが、気持ち面で言うとかなり複雑になる季節ではあります。
しかし、何事にも変化というのはつきものです。
それがたまたま春に多くて重なってしまっているだけです。
若い時はかなり環境の変化が嫌いで春は嫌いと思っていても、大人になれば環境の変化すら楽しい行事の1つだと思えてくることもあります。
なので出会いや別れ、卒業や入学など色々とありますが、同じ気持ちの人素同士で会話することによって新たな出会いもありますので、この環境の変化を楽しんで過ごしてくれればなと思っております。
私も高校の入学、慣れたころには卒業で大学に入学、距離も遠いし1人暮らしに楽しみと不安で潰されそうになったときがありました。
でも今ではあのころの経験が今の自分を作っていると思うと懐かしくていい思い出として残っていますので、皆様もこの春を楽しむぞ!ぐらいの気持ちで過ごしてみたらどうでしょうか?。
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