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新生スーパーカミオカンデがスタート、ガドリニウムを加え、新たに観測開始

ハイパーカミオカンデ計画は、国際リニアコライダー計画と違って、日本学術会議に葬り去られないで、マスタープランに生き残りました。さすがに、ノーベル賞を2人も排出したカミオカンデプロジェクト、日本学術会議も手がつけられなかったのでしょう。ハッキリ言って、日本学術会議、必要ありません。

概要
スーパーカミオカンデは、タンク中の純水にレアアースの一種であるガドリニウムを加え、新たな装置として観測をスタートさせました。これにより、特に宇宙の初期から起きてきた超新星爆発によって蓄積されたニュートリノ(超新星背景ニュートリノ)の観測が高感度で行えるようになりました。他にも、銀河系での超新星爆発に対して観測精度の向上、大気ニュートリノ事象や人工ニュートリノ事象に対してニュートリノ事象と反ニュートリノ事象の識別など、これまで行っている他の研究テーマに対しても感度向上が期待できます。

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