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どんどん子どもたちのタイピング能力が上がっています!

もう11人の生徒に抜かれました…(^^)

わたしの教室で一通りのタイピング練習のルーチンをこなして、タイピングの力がだいぶついてくると、1分間の入力文字数を測定して、これをランキングにしています。(これは教室に張り出したりせずに、わたしのパソコンで表計算ソフトでただ一覧にしているだけです。以前はみんなの見えるところに張り出したりしたこともあったのですが、これを異常に嫌がる子がいたために、やめてからは、希望する子だけ個別にわたしのPC画面で見せるようにしています)

あるとき、この一覧内に、わたしの記録も一緒に書きこんでみたのですね。自分でも記録を測定してみたのです。すると、当然ですが最初のうちは、ダントツでわたしがトップだったのです。こうして、子どもたちには、「いつか僕を抜いてね〜」と言っていたのです。

そしてあるとき、本当にわたしの記録を上回った男子中学生が出現しました。これが、ちょうど2年くらい前の出来事だったんです。そこから2年間、だんだんとわたしを上回る生徒さんが出現するという状況となってきました。そして、今年になってからは、次々と生徒に抜かれて、いまでは合計11人の生徒さんに抜かれるという状態にまでなりました。(2023年7月現在)

それも、以前はわたしを抜くのはだいたい中学生だったのですが、その後6年生が続いて、5年生と、だんだんと低年齢化していきまして、直近では4年生に相次いで抜かれるという状況になったのです。以下に、わたしを超えた生徒さんの、実際のランキング表をお見せします。(教室では1分と5分の入力文字数を別々に測定して、合計を6で割った平均値を「スコア」として順位を付けています)

タイピング成績一覧
黒いセルはすでに卒業した生徒さんです。わたしの練習開始日は、新入社員として入社した会社で編集部に配属された日です(^^)。ここでOASIS100というワープロを触ったのが、キーボードの初体験でしたので(親指シフトは苦手で最初からローマ字で打ちました)。またわたしは2020年以降最高値を更新できなくなっています。加齢ですね…(笑)

このデータの「タイピング歴」とは、教室に入室してタイピングの練習を始めた日から「計測日」までの経過月数です。このデータの平均値は28.8か月となります。多分タイピングを得意とする子でも、ここまで来るにはだいたい2年〜3年くらいかかると考えて良いのだと思います。中には、教室に入った時点ですでにタイピングにかなり慣れていて、短時間で一気にスコアを伸ばした子もいます。11位の小4男子などは、わずか9か月でこの状態ですので。もう一人、7位の小4男子は、完全にこちらの教室ではじめてタイピングをやった子ですが、2年経たないうちにここまで来るというのは、かなりの急成長だと思います。

ちなみに、この11人を比率で見ると、うちの辞めた人も含む全生徒さんのうち、9%弱くらいにあたるんです。それくらいの生徒さんが平均2年くらいで、40年も仕事でタイピングしていたわたしの記録を超えてくるというのは、なかなか凄いことなのではと、勝手に思ってます。

うちの教室では、1〜2年生から在籍していても、ローマ字タイピングをはじめるのは、2年生の後半から3年生くらいの子がほとんどです。これは、やみくもに早くはじめても、うまく行かない子が多いと思うからです。1年生くらいですと、まだ手先の巧緻性が追いついておらず、ホームポジションがとれないとか、維持できない子がほとんどです。また、ローマ字もだいたい読めません。そういう状態の子どもに無理にやらせるのはやめた方が良いと思います。ただ、ごく希に1年生でもバッチリホームポジションがとれて、さらにローマ字が読めるみたいな子がいたりします。ちょうど今わたしが見ている1年生にひとりそういう子がいるので、タイピング練習を少し始めてみたところです。この子が3年生くらいなったら、ひょっとしてわたしを抜いてくれるかもしれないので、それは楽しみではありますね。