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【SPインタビュー】若き経営者・DJ LOGANさんが語る、DJ業界のひっくり返し方

1.はじめに

いやー、ついにあと半年に迫ってしまいましたね。
ん?なんの事ですかって??

あれですよ、DJ LOGANさんが業界をひっくり返す日までですよ。

もう2年半前ですね。このツイートを見た瞬間のドキドキ感が今でも忘れられません。
この頃、まだ業界内でも知名度が低かったローガンさんが突然業界をひっくり返すと宣言したのです。
すかさずRTさせて頂いたのですが、「こいつ何生意気言ってるんだ!けしからん!」みたいな先輩も出てきてさらにドキドキしました。

それから定期的にRTをしてカウントダウンをさせて頂いてるのですが、ついにあと半年に迫ったのです!!

ローガンさんといえば都内を中心にDJとして活動しつつ、まだ20代前半にも関わらず自分でエンタメの会社を立ち上げて経営者として顔も見せています。
これからのエンタメ業界を牽引していくであろうローガンさんに今回はインタビューをする事にしました。
インタビューする前は正直「いっちょイジってやるか」くらいのテンションだったのですが、いざ始めてみるとローガンさんの熱量がすごくてマシンガントークが止まらない。。
気付けば1万字に及ぶインタビューになってしまいました。

DJ・クラブに憧れて上京したきたローガンさんの真っ直ぐな思い、業界を良くしたいという熱意の伝わる内容になっていると思います。
是非お読みください。

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真っ直ぐな目で熱く語るローガンさん

2.あのツイートをしたキッカケ

ーーーまずこのツイートしたのは日曜日の昼ぐらいだったんですけど、前日の土曜日の営業とかで、業界をひっくり返さないといけないなと思った瞬間があったりしたんですか?なんかよく関係者が営業明けに酔った勢いでSNSで文句いったりするじゃないですか?そういうテンションだったのかなって思ったりして。

LOGANさん(以下敬称略)そういう感じじゃないですね。
ふと「もっと頑張りたいな」っていう自己暗示も含めてツイートしたんだと思います。誰かの反動で言ったとかはないです。
みんな多少は業界について何か考えたりとかしてると思うんですけど、それを行動に移さない人、移せない人は多いと思う。

ーーーローガンさんは若い時から自分で仲間を集めて、自分で会社を立ち上げて仕事取ったり、今はSNSのコンサルの仕事受けたり、バーをオープンしたりすごい行動力あるイメージありますね

LOGAN ただ、そういうのに特化しすぎると胡散臭いと思われる。◯◯さんが良い例じゃないですか?俺で多分ギリギリなんですよね。
◯◯さんまでいっちゃうと、ちょっと胡散臭いDJみたいになっちゃう。
そこが難しい所で、しかも変えるには多分アーティスト方面じゃなくて、そういうビジネス的に変えるしかないと思うんですよ。
業界変えるの定義で言ったら。
ビジネス的にもっとDJの雇用も守られるべきだし、何て言うんすかね。
そういう夜のクラブ全体がもっといろんな人に親しまれて、雇用が守られて、不当な仕打ちとかがなく、DJ達が気持ちよく活動できる環境であるべきだと思うんですけど、結局そうなってないじゃないですか。
急に切られたりとか、そういう事もありますし、驚くぐらい中抜きしちゃう人とかもいいますし。

ーーーずばり中抜きと言ったら誰ですか?

LOGAN ◯◯さんですかね(笑)
でも別にそれは◯◯さんに限られた話じゃないと思うんで、それこそ◯◯さんとかもそれで叩かれたりしたじゃないですか。

——そういう理不尽を受けてクラブが嫌いになって業界から離れちゃう人は多いかもしれないですね。

3.今の業界に対して思うこと

LOGAN はい、でなんだかんだ言ってウチ(ZOL Entertainment)のいいポイントとして、やっぱりこれだけで食っていってるってやつ多いんですよ。プロモーターにしろDJにしろ。
そこは多分、俺らでもそういう環境作れるんだから、業界全体でやれば全然悪い話じゃないと思うんですよ。同じような取り組みというか。でも誰かが多分搾取しようとしたりとか、誰かが不当に自分の事を守ろうとしたりとかをするんで、多分、そのしわ寄せが末端の人に来たりとかするですよ。
なんかその理不尽な環境の中で名を上げたやつがすごいみたいな風潮があるじゃないですか。
しかも、そういう人だけが神格化されて、みんなそういう人に媚び売るみたいな感じになっちゃってるんですよね。その体質は良くないと思ってて。で例えばこの間、てんちむとかDJやってたじゃないですか。

あの時それを評価してる業界のDJってほとんどいないと思うんです。
ただ、あの時お客さんもどれくらい入るのかわかない中で、そういう表舞台の人がクラブのことを発信してくれて、かつ、売り上げもめちゃくちゃ良くてピースでしかないじゃないですか。それをきっかけに初めてクラブに来た人もいっぱいいただろうし。
これって本当だったら賞賛されるべきことだと思うんですけど、何か業界だと「いやいやいや」みたいな感じに出てるじゃないですか。
それがまず良くないんじゃないですかどう考えたって。
基本的になんか誰かを下げたりとか、マイナスのイメージで入ってるってのはあると思う。それがもう全体にはびこってるんで、やっぱ日本のクラブがアングラなイメージを抜けれない。それさえ抜ければ、もっと幅広いお客さんが遊びにきて、クラブもハッピーだし、そのクラブでDJできるってすごいことなんで、逆にもっと神格化されていいと思いまして、そのステージが。
立てることがすごいみたいな。DJとして。そしたらDJになりたいっていう人ってもっと出てくると思いますし、DJのギャラもそれで然るべきギャラになると思うんですよ。海外にどんどん寄っていくと思うんですね。

4.若手の扱いについて

うちの後輩でSENAってやつがいるんですけど、オーストラリアに行ってて、そいつとかはもう本当に見習いみたいな感じらしいんですけど、絶対ギャラは1万円以上はもらえるらしいんですよ。でしかもDJタイムも1時間以上もらえて。でも向こう的には「見習いだからギャラは1万しか出せないんだよ、ごめんね」みたいな感じなんですよね。
そんなことあります?ってなるじゃないっすか日本だと。やっぱ日本だとギャラなしで集客させられて使い捨てみたいな人が多いじゃないですか。

ーーーー僕も昔はそうだったんですけど、若手は永遠に下積み。上の人だけが潤うみたいな所はありますよね

LOGAN だったら若手にステージを与えなければ良いと思うんですよ。なのに、若い子を使おうとするじゃないですか。都合よく。そこが良くないと思いますね。別にその何ですかね。上手いDJさんだけで回せばいいじゃんって思うんですよ僕も。KEKKEさんが唱えた「1日にそんなに何人もDJいらないでしょ」論争あったじゃないですか。
集客は別で作ってみたいな。それは俺ももちろん、それで全然いいと思うんです。変な話、DJ3人ぐらいで1日作った方が曲の被りも少ないし、いいと思うんですけど、現状クラブ側がそれをしようとしてないじゃないですか。
それが当たり前に常習化しすぎて、そうしようと思ってないと思うんですよ。
箱DJだけでやっても全然いいと思いますし、DJ少ない方がいいですし、そのDJがしかるべきギャラをもらってDJとして神格化されたステージに立つのが健全な形だとは、僕は思ってて、例えば「集客頑張るから良い時間にしてください」みたいな若手とかは集客だけじゃなくて、DJの面も見られたりとか、そういういろんな要素が噛み合って、健常化されていくと思うんですけど、それをクラブ側ができないんで、DJさんにまとまってお金を渡して、ブッキングと集客を頼んでいる。
お金を渡してる時点で責任を逃れようとしてると思うんです。

まとまったお金を渡して、DJのキャスティングも含め、何もかも外部に投げているわけじゃないですか。
ひねり出した案が多分それなんですけど、そうすると、そのDJさんは自分よりももっと自分が使いやすい人材を集めたりとか、そのお金を1円でも多く自分の手元に残すために下請けの下請けを作るじゃないですか。上がりを確保するために。
自分のギャラが制作費とセットになってるんですけど、制作費とギャラが一緒なのっておかしいと思ってるんですよ。制作費としてもらうわけで、それから自分の手元に残るようにお金を残さないといけないってなると、やっぱ必然的に安く使えるDJを量産した方が儲かるじゃないですか。

5.こうした方が良いんじゃないって話

なので今の現状になってると思うんですよね。多くのクラブが。
元を辿ると、本当だったら集客と営業の内容とかをしっかりお店側で協議するべきだと思うんですけど、それに対して外部のDJを入れたいなら、そのDJを内部に囲い込む動きが大切だと思うんです。
その人をお店に招いてアドバイザーとかイベントを作る担当にして。

Braizeさんみたいに、クラブの内側(プロデュース)に入り込んでいるDJがいるじゃないですか。

DJ Braizeさん
都内屈指の盛り上がりをみせ一世を風靡したFeria Tokyo、Alife、ZEUS NIGHTCLUBの元RESIDENT DJ。抜群のDJスキルもさることながら卓越したプロデュース能力も持ち合わせ、Braizeさんが関わったお店は絶対に盛り上がると業界内では噂に。新宿Warpのアドバイザーも務める。
現在は9月にオープン予定のZOUK Group が手掛ける「ZOUK Tokyo」のプロジェクトに参加中。
ZOUKといえば世界最高峰の超有名クラブ。楽しみすぎるぜ。

すごくいい動きだと思ってて、でBraizeさんが音楽面を考慮してDJを集めて。ただお店側に立ってるんで、絶対に動員(集客)も考慮しないといけない立場になるじゃないですか。そういう両方の責任を持った人がいない所が多いので、どっちかの責任の押しつけ合いになりますよね。
外部のDJからしても、店が悪いからお客さんが入らないって言えちゃうし、お店側からしても外部にそこを投げちゃってるんで、客入らないからこいつらが悪いって言えちゃうじゃないですか。

誰も責任取る人がいないです。金払ってるからってなっちゃいますし。その体質を変えるべきだと思ってるんですけど、多分それで長くやりすぎて、大半の関係者の方とかDJも含めてやり方を変えたいと思ってないんですよ。

やり方を変えたら、もしかしたら自分の食い扶持がなくなっちゃうかもしれないし、今までのやり方を変えたくない人たちの方が多いなっていう認識で、なので僕はそこが一番の障壁だと思いました。「DJ業界変えたい」「システムを見直したい」とか「良い関係で仕事するために契約書とか結んだ方がいいですよね」とかそんな話なんて昔からされていると思うんですよ。

時々Twitterとかで誰かが問題提起したりしますけど、昔からなんとなくみんな思ってるのにそれをやらないってことは、変えたくない人達が多分多数派なんですよ。文句は言うくせに。
もし変わったら、自分の仕事とかそういうのに影響出ちゃうかもしれないって思ってる人がマジョリティーなので、多分業界は変わんないです。

で、もし変える方法があるとしたら、さっき言った通り店が変わるしかないと思う。で変わった店が出てきて、流行り始めたら変わると思います。今あるような既存の店が変わるって現状お客さんが入ってたら変わらないと思うんです。今入ってる店は変える必要ないじゃないですか。

もうそれで成功してるんで、すごくアップデートしていきたいっていうような向上心のあるお店じゃなかったら、基本的には今までやっててきたスタンスでやると思うんですよ。その中でも比較的新しいことをやってるのがTryHard系列だと思ってて、自分達でDJを育てて、自分たちで色んなクラブ·を出して、自分たちの店舗だけで回るようにしたりとか。

TryHard Entertainment
音楽イベントの企画・制作をはじめ、全国のナイトクラブのプロデュース業を行い人気クラブを多数輩出しているナイトクラブシーンのトップグループ。


WARPとかも例えば早い時間帯に対するコンテンツの導入とかも含めて積極的で、クラブ側がすごく客を入れようと動いているんですよ。

だから外部のDJの割合が極端に低いんですよ。結局、お客さんは自分たちで呼ぶという会社のスタンスに多分なっていると思うんです。で、それがなってない所が軒並み失敗してるんです。それこそ◯◯とか。
WARPとかは自社でDJを囲って、自社で基本的には回してて、何かそれにプラス要素として外部のDJとか外タレとか外部のイベントを入れている。それがないと成り立たないわけじゃなくて、プラス要素で入れてるっていうだけで。
それだけ自分達で責任持ってお客さん呼んでて、それで売り上げが成り立ってて、これは僕は健全な形だと思ってるんですよ。で然るべきDJがブッキングされて、DJさんに然るべきギャラが支払われる訳なので、そこはすごくいいなって思ってて。こういう店がめちゃくちゃ増えていって新しい事をしていって、初めて「ちょっとやり方変えないとな」ってなるルートしかもうないと思ってて。だからまずお店の運営についての理解を深めないといけないなと思った。

「お店に入り込んでやってみたいんですよね」っていう話を前にしたと思うんですけど、なんか内部の目線からクラブに携わってみたいって話なんですけど、そこで店が変わったりとか、新しいことをする店を流行らせて、それが標準のやり方になっていくっていう変え方が一番早いと思う。
早いっていっても時間は超かかると思うんですけど、健全なルートかなと。一人のDJとか外部のアーティストとか、第一線で活躍してる人が業界変えるっていっても多分変えれないと思うんですよ。個人が変えられるような規模の話じゃないので。

なのでやっぱりお店を何とかするしかないし、店を作ったりとか、新しいルールを作ったりっていうのはお店発信であると思うので。
そのやり方を基本的には変えたくないって思っている人たちはお店の中にも多数派だと思うんです。◯◯とか平日も含めて、めちゃくちゃ入ってた時代があったから、やり方が間違っているとは思ってないんです。

何かちょっと工夫が足りないとか、何かさえ引っかかれば、また客は入るようになるというか。そんなちょっと不透明な自信があると思う。
本当に入ってなかったら、やり方を根本から変えるべきなんですけど、絶対に。っていうのが僕の意見です。DJ業界をもし変えるとなったら、DJ業界ないしはクラブ業界だと思うんですね。僕の意見はそうですね。

ーーークラブが変わらないとDJ業界も変わらないって事ですね

4.中抜きの話

LOGAN そうですね。それをDJが言ったらクラブ側からマイナスイメージを持たれるじゃないですか。なんか「俺らが悪いって言われているみたい」みたいな。なので言わないんじゃないですか誰も。
誰が考えても基本的には同じような結論に辿り着くと思うんですよ。
元をたどれば、問題の原因は絶対にクラブに行き着くはずだと思うんですよ。どういう体質になってるのか含めて。
◯◯さんが中抜きするって話も含めて(笑)。
クラブ側がブッキングのフィーだけ出してくれれば別にそんなことも起こらないし。それもなくて、例えば1日1万の予算でブッキングだけやってくれって言われたら、そんな5千円とか二人ブッキングしたらもう取り分0じゃないですか。そうなったら、そりゃ中抜きするじゃないですか。
自分の手間賃を考えたら。

そこで店側が「ブッキング代で1万円出してあげるから、ちょっとDJ紹介してくれない?そのDJ達のお金はこっちから払うから」ってなれば、そんなこと起こってないじゃないですか。
ってなると、やっぱ元をたどれば、そこの店舗さんとかお店側がそういう風な扱いでもOKな訳じゃないですか。それプラス、それに反抗しちゃうと仕事なくなったりするじゃないですか。それが怖いのでみんなOKってなるんですよ。それに対して暗黙の了解で進んで、なあなあでやってきたので、今こうなっちゃってると思うんです。気持ちよくお金払ってくれて、気持ちよくやれるとこってあんまりないじゃないですか。正直。

そこまで考えてくれればいいと思いますし、そういう雇用を守る為に契約書とかあるべきだと思うんです。
クラブ側とDJの、仕事の内容、条件の契約書とか、ちゃんとした書面みたいな物にサインして、それが法的効力あるあったりとか、そういうのだけでも変わると思いますし。

5.契約書あった方がお互い良いよね

ーーー契約書があれば対等な関係を築けますね。切られる時も「え、そういう感じ!?」みたいな切られ方はなくなるよね

LOGAN 「ごめん、来月からなしで」みたいなのあるじゃないですか。
電話1本で(笑)全然どこでもあると思うんですよ。
◯◯とかも、「あ、この日祝前日だから別のイベント入ってるからなしで」みたいな。1週間前に(笑)
そういうことがしょっちゅうあるじゃないですか。

ーーーそういうのが契約書で防げますよね。でも僕も契約書をまいた方がお互い良いよねと思いつつ、「こいつ面倒くせえな」って思われちゃうじゃないかっていうのがネックなんですよね

LOGAN そうなんですよね。それが普通になればいいと思うんです。
それも変な話、1ヶ月2ヶ月更新とかでいいと思うんですよ。「こいつマジでダメだ」とか「入れてみたけど、全然ダメだった」ってなったら店も切れるじゃないですか。契約満了で。それが一番不当じゃないじゃないですか。更新しないってだけなんで。
「それも契約満了ですね。ありがとうございました」で切れるじゃないですか。
だから悪い話じゃないと思うんですよ。ただそういうのに、なんとなく面倒くさいとか嫌だなっていう感情とかイメージがあるだけで、それが普通になってきたら俺は普通になると思うんですけど。そういうの徹底したお店とかあってもいいのかなみたいな。

ーーー大きい会社が背後にあるクラブは契約書まいたりしますよね。そこに条件だけじゃなくてお店を守るためのルールも書いてあったりして。

LOGAN DJも守られるし、お店も守られるじゃないですか。
双方にとってメリットがあって、DJとしても急に切られたりとか、ルールの変更とかに左右されないで済みますし、お店側としては関係値があって気まずいとかを気しないで、書面上での冷静な仕事のやりとりが出来たりとか。なので、そのシステムを変えるクラブとかが出てきたりとかすればいいと思うんですけど、例えばめっちゃクリーンな大手企業とかが入ってきて、1から作ってもらったりとか。
でも結局、大手が金だけ払ってそれっぽい業界の人に頼んだら、結局中身同じなんです。業界の人がやるんで。

6.LOGANさんのこれからの動き

ーーー 一旦話をまとめるとLOGANさん的には業界を変えるための動きでいうと、そういう新しいところが出来たら入り込んでそこで成功例を作りたいって感じですかね。

LOGAN はい、僕の方向性としては、そういう風に店舗の内側から携わりたいなっていうのがありますね。
もしくはさっき言ったてんちむの話に近いんですけど、もっとメインストリームの人とかを起用したりとかして、クラブ業界とはちょっと離れた人がどんどんクラブに流入するようなキッカケ作りをしたいですね。
そういう人を起用したイベントだったりとか、ブッキングがあればいいと思うんですよね。クローズの世界でやり過ぎな所があるので。
この前CELAVIに出てた白濱亜嵐とか。あの日とか多分クラブとかほとんど行ったことない人が沢山来てたと思ってて、クラブに興味を持つキッカケになると思うんですよね。
フロアもパンパンで動けない状態になってて、さらにクラブ慣れしてないお客さんがフロアで棒立ちになりながら白濱亜嵐を見てたと思うんですけど、それを見たDJとか「客も踊らせないで自己満でただ音楽をかけてるだけ」とか「棒立ちでカメラずっと撮ってる客は邪魔」とか言っちゃたりするから、
なんか怖いなって思われちゃったりしますよね。
でも良いじゃないですか。それで一人でも「またあそこ遊びに行ってみようかな」って思えたら。それを何回もやっていけば、どんどんクラブで遊ぶ人が増えていくじゃないですか。
そういうキッカケ作りの一つの為にそういうのがあってもいいと思うんです。でお店もそれで売り上げ立てば最高じゃないですかですね。

ーーーマニアが新しいファンを潰すみたいな話ですよね

LOGAN はい、「クラブはそういう所じゃないから」みたいな。
でも逆に例えばハーレムとかはそういうコミュニティを守って良いと思うんです。そしたら差別化できるじゃないですか。普通にそういう大衆向けにやってるところとコミュニティー向けにカルチャーを重視してやるクラブは分ければいいんです。でDJも棲み分ければ良いと思うんですよね。

ーーーちょっと話戻るんですけど、クラブ業界全体にいろいろ問題あるからそれを変えたいって話だと思うんですけど、具体的にどこのクラブが「ここマジでヤバいな」って思いますか?

※有料部分も過激な暴露などはないのでご了承くださいm(__)m身の安全が大切なので.…  投げ銭はローガンさんの取材費にも当てさせて頂きます。

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