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息子の寝顔をゆっくり見れること

※Facebook、Instagramから転記した記事です。

3年前はコロナで
我が家は在宅保育を選んでいた。
当時は旦那も私も在宅仕事。
そこで互いのシフトを調整して
家でずっと、息子を見ていた。
私は朝から昼過ぎまで。
旦那は昼過ぎから夜まで。
今思うと本当に、よく頑張っていたと思う。

でも当時私は
変則的な時短の中で
会社の人への申し訳なさが拭えず
朝は早起きしてすぐにPCに向かって仕事をしていた。
旦那と交代した後も
携帯でメールをチェックしたりしていた。
(本当はよくない)

思い返すと育児と仕事で本当に心はズタボロだった。
(怖いのは、当時はそう頑張ることでしか
自分を正当化できなかったこと。)

早起きして仕事に取り掛かっているところに
起きてきて私の抱っこを求める息子に
かわいいなあと言う気持ちと
仕事の邪魔しないでよと言う気持ちと
ぐちゃぐちゃで
辛かった。
抱っこしたままPC操作したことも、数え切れないほどあった。


時は今。
状況は変わって
我が家的にはまだコロナは気をつけようと
気を遣ってはいるけれど
旦那は出社
私は在宅
息子は小学校。

朝起き抜けにPCに向かう日はなくなって
私は朝、一番に起きて身支度して
通学する息子を起こして
支度をさせて送り出す。

起こす前に
息子の寝姿を眺める。
ふと足がいつの間にやら
こんなに大きくなったのかと気づく。
寝顔はまだ、なんとなく
赤ちゃんの時の面影も
残っている。
起こすのが面倒になるくらい、いとおしい。
毎朝、息子が私の元に来てくれたことに感謝する。


3年前はこんなに穏やかには
息子の寝顔を見てやれなかったけども
息子を腕に抱いて仕事をしていた自分も
息子を愛していたし
今の自分も
息子を愛している。
揺るぎない事実。


いつまでこうして寝姿を
寝顔を見れるんだろう。
意外とあっという間に
今は過ぎてしまうから
今を大事に抱きしめながら生きていたい。


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