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支えられている話

私はメンタルがものすごく弱い。過去にnoteにも書いてきたが、私はひどく落ち込みやすい。最悪な場合、線路に飛び込むことが頭によぎるレベルである。

何でこんなにも弱いのかって、多分生まれつきの気質に加え、ストレスフルな家庭環境、さらに高校時代に部活の顧問からパワハラを受けたこと等、ティーンエイジのときに過酷な経験をしてしまったからじゃないか、と考えている。

そんな心の傷とかトラウマっていうのは簡単に克服できる話なんじゃなくて、社会人になった今でも、上司に言われた些細なことを気にしすぎたり、大人は信用できないと塞ぎ込んだり、たかが小さなミスでも、必要以上に自分を責めてしまったり。とにかく厄介なのだ。

でも、1年も同じ職場で働いているとやはりその辺は見透かされているものだ。この春に、よく面倒を見てくれた上司と先輩が異動になった。その人たちがいなくても一生懸命やれるように頑張らなくては、と意気込んでいたのだが、ものの1ヶ月ちょっとでメンタルはブレイク。ミスの多い日が続くようになった。

そんなときにたまたま出た電話がその上司や先輩で、「大丈夫?無理してない?」と声をかけてもらえるだけで、声は震えて涙が出そうになる。異動してしまってからわかったが、私はその人たちによく声をかけてもらってたことで随分と支えられていたらしい。

だから、電話越しでかけてもらった声を噛み締めて、泣くのを堪えて、また仕事に戻るのである。支えらているということは、なかなか見えにくい。だからこそ、その優しさに気づけたときに涙が止まらなくなってしまうのだ。私のような人間は。

もしあなたの周りに、「この子ちょっと大丈夫かな?無理してないかな?」というような人間がいたら、小さなことでもいいので声かけをしてみてほしい。くだらないことでも全然OKだ。

そんな小さな声かけ一つが、ギリギリの精神状態を救える希望の光なのだと思う。

以上、今日のモヤっとでした。

少し話が重くなりましたが、大事なことなので書いてみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。



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