見出し画像

農作業の時、虫よけって?

虫よけってどうしてるっけ?

農作業の助けに来てくれている後輩くん。
夕方の水やりに来てくれる際に「すぐ蚊に噛まれるんですよ!」とのこと。蚊が近寄ってくるということで、奇声をしばしば・・・
私はあんまり噛まれないので、そのお困りに共感してあげれない。
ちょっと面白がって放置していたけれど、不憫なので、
「蚊の虫よけってどうしてるっけ?」
と考えてみた。

そもそも、長袖。

一つ気になったのは、装い。
後輩くん、半袖なんだよな~・・・

我々(親父様と私)は、基本長袖。

亡じい様も古くなったYシャツとかを着ていた。
虫よけやかぶれの防止だったと思う。
(あと、日差しによる体力消耗を防ぐこととか、布あったほうが蒸発する時間の調整など効果を得やすいとかだったんだろう。)

もちろん、昼間でマジで暑い‼とかの場合は半袖ですが、
朝夕の水やり、草むしり、草刈の時は長袖。
居て当たり前だから我慢(スルー)するけれど、虫とか怖いし・・・

まあ、このことは一度伝えてさしあげよう。

アロマではどうだろう?

山登りの時に、ブレンドしたものを持参したりはするが、
 ・定期的につける
 ・オイルやシア脂の保留力を利用
 ・アロマシールの活用
 ・香りをつけた布(タオルや手ぬぐい)を巻いとく
などを取り入れながら、香りを持続させる必要がある。
汗もかくし、正直なところ、農作業中にアロマで蚊対策とか考えていなかった。

なので・・・
長時間(まあ、ちゃんと付け直すとしても…)効果が得られて、
しっかり虫よけになるブレンドを考えてみることにしました。

精油の詳細について

昆虫忌避作用の芳香成分としては、以下のものが挙げられる。

・シトロネロール
・カンファー
・ゲラニアール
・ネラール
(ゲラニアールとネラールは混在していて、合わせてシトラールと呼ぶ)

・シトロネラール ※特に蚊に効果的
(NARDケモタイプ精油辞典 ver7参考)


精油としては、一般に市販されており、聞きなじみのあるものに絞ると、次のようなものになります。

【シトロネラールを多く含むもの】
ユーカリレモン(レモンユーカリ、ユーカリシトリオドラタ)
レモングラス
レモンバーベナ
レモンバーム
シトロネラ
【シトラールを多く含むもの】
レモングラス
レモンバーベナ
レモンバーム
【ゲラニアールを多く含むもの】
レモン
レモングラス
レモンバーベナ
レモンバーム

ブレンドの例

大手アロマ製品販売会社のHPを見てみると
https://onlineshop.treeoflife.co.jp/ec/pro/disp/1/120161050
シトロネラとユーカリレモンのブレンドのものがありました。
ほかのブランドのものも、上記の精油のほかに

【シトロネロールを多く含む」
ゼラニウム(ゼラニウムエジプト)

を加えているものが確認できます。
蚊に特化するなら、シトロネラールの含有量が多いものがおススメです。

ほかの虫対策と相乗効果を期待して、基本的なブレンドとしては

・ユーカリレモン
・ゼラニウムエジプト
・ローズマリーカンファー
・クローブ(草むらのダニ対策に)

これらに、木の香りorミントの香りをプラスしますが、
その際も、カンファーの含有量などチェックするとBESTなブレンドになると思います。

選ばないもの

・紫外線の影響を考えて
レモンはシミや肌荒れの原因になるので、避けます。

・蜂の誘引を避ける
レモンバーム、レモンバーベナは高価なので、レモングラスを虫よけに使用する方もいらっしゃるかもしれませんが、この3つは香りの構成が似ています。

レモンバーム(メリッサ)の香りはミツバチを誘引しやすいと言われますので、私は選ばないかなぁ・・・
※メリッサ=(希)ハチミツ
 ミツバチを寄せる植物ということで名づけられている

おわりに・・・

この記事3日かかりで考えたのですが、すごく一般的なブレンドに着地しました(笑)。

そして、最終的に思ったのは、
「そもそも精油の昆虫忌避って、植物自身が虫に食べられりしないようにだよな…」
ということ。

植物は蚊には噛まれないんだな~・・・

ユーカリレモンの蚊よけ効果は実感しているが・・・
蚊取り線香を腰にぶら下げるかな~(笑)