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《太祖の総督》について考える

本日の一曲

本日の一曲はGARNET CROWで「Nora」。
(動画はNostalgie Flowerさんのカバー版)

正直、こんな記事で紹介したくないほど大好きな曲なんだけど、他に当てはまる曲がないので仕方なく。

ざっくり説明すると「俺は君に愛を教えてもらったけど君が愛してるのは別の人だから野良猫の俺はクールに去るぜ」という実に野良猫らしい曲。

今回はそんな猫?な総督について語りたいと思う。

今回の議題

某日、「機械兵団の進軍」のカードリストが発表されたので覗いてみると法務官様方より先にとある異形に目が行った。

なんか猫が総督やってるー!?

いやファイレクシアが他の次元の生物を変異させてるのは理解してたけど猫に総督やらせるなよ。指揮系統どうなってんだ…。

効果はXマナを2つ持ち、培養をXの数だけ行う効果と、タップすると培養トークンの変身を肩代わりする効果の2つ持ち。

ぶっちゃけXマナが1つなら採用圏内だったんだが…しかもこれでレアという……。
せめてコイツにも1/1カウンター乗っけて欲しかった。
総督って名乗るならこう、ロード的な能力あってもいいと思うんだが。
だからと言って雑魚と思考を捨てるのは違うだろう。
(アリーナだと再調整される可能性があるが)


では本題。このカードにいったい何マナ払うのが適切なのだろう?

雑に考えるとX=0で出し、《ノーンの審問官》と組み合わせることで《エリシュ・ノーン》の裏返りを一気に賄える。
順当に行くと5ターンで達成出来るのでそんなに難しいコンボでも無い(カードが手札にくればの話)。

また《エリシュ・ノーン》の裏面《銀白の刻文》は自身だけでなく、コントロールしている全ての培養器トークンを変身させられる。
《栄光のドミヌス、モンドラク》か《機械の母、エリシュ・ノーン》コントロール下なら倍になるのでX=2でもかなりの補強になる。
結局彼自身が《エリシュ・ノーン》の贄に最適なのは変わらないが。

青と混ぜて、培養は《金属の徒党の種子鮫》に任せ、コピーして変身の肩代わりに特化させるのも面白いかもしれない。
青は増殖も長けてるのでトークンを大型クリーチャーにするのも夢ではない。
この場合もやはりX=0として使うだろう。

青緑構築に織り込むのも面白いかもしれない。
《太祖の総督》はシングルシンボルなのでは、少しかさむが《荒廃した芽ぐみ》などで白マナを作り、出すことができる。
緑なのでアンタップインスタントで1ターンに複数回起動も視野に入る。
ランド系なら《ぎらつく夜明け》で強力なコンボとなりうるだろう。また終盤、拮抗状態ならXをマナの許す限り払ってブラフをかけることもできる。

結論

基本的にX=0で場に出し、下の効果を中心に運用するのが吉だと思う。
もしXを払うとしても特殊な場合を除きX=2が限度か。
X=3=7マナ支払うぐらいなら他の戦い方した方がよっぽど利口だ。

Xマナが1つになるとだいぶ使い勝手が良くなるものの、そうしたら逆に先ほど述べた《栄光のドミヌス、モンドラク》や《機械の母、エリシュ・ノーン》で悪用されかねないので難しいところ。

調整って難しいね。

では今回はこんな感じで。では

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