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東京編:大はし@北千住

東京三大もつ煮込みの一つのある、大はしへ!
創業明治10年の大衆酒場だ。
名物は牛にこみ、肉豆腐。
昔からのキャッチピー、「名物にうまいものあり北千住 牛のにこみでわたる大橋」が健在だ。

平成の15年まで当時の建物はあったようですが、今は新しくリニューアル。
しかし、ご主人の働きっぷり、お客の賑わい、丸椅子や黒丸砂利の床や、もちろん名物肉豆腐などの店の雰囲気、活気は健在。行列も出来るのは店に入ればわかるだろう。

まずは、ビール!
ラガー。ラガーは親父を思い出すビールだ。苦味が心地好い。モルツやスーパードライはやや不満だが。ラガーは良い。

そして、ご主人の動きが素晴らしい!瓶蓋の開け方が特徴的で頼もしく良い。
気持ちの良い酒が呑めるのは中々ないが、北千住にはあります!

さて、まずはサッパリと。。刺身はいろいろあるな~。貝柱の刺身、マグロぶつ、生ウニもある。その刺身系の中から小鯛酢を注文。
小柄ながらも酢でしめる鯛はいいぞ。シメサバやコハダのようにいかにも〆た感じのしない。
すっきりと良いスタートをきれた。

さて、熱燗。山形正宗。で肉豆腐!黒い鉄の大鍋からその名物は我のテーブルに運ばれた。
モツは月島の岸田屋の煮込みような家庭的な感じではないが、名物とだけあって酒に合う。結局、煮込み、肉豆腐と頼んだ。

これだけ行列もでき活気のある店だ、周りの客が頼んだ肴に敏感になるのはしごく当たり前のこと。俺だけでない。あるサラリーマンが串かつを頼めば、次から次へと串かつの注文。悩んだあげく自家製カニコロッケ!となりのカップルも頼んで来た。
人間の持つ食の連鎖反応が生まれる居酒屋マジック。

また焼酎はキンミヤ!
天羽の梅にYOUNG HOPEの炭酸水で割る定番。
今回は呑まなかったが次回は串かつと一緒にいってみよう!

しかし、店内の雰囲気がとにかくよい。
昔の建物の時に行きたかったな。


大はしを出た後、二軒目は駅近くの古い居酒屋、大升へ。

酒の肴は豊富。メニューも銀杏あり、コハダ酢あり、しかし、親父さんが頑固だ!
酔っ払いの客には容赦なく帰れだ!
こっちがハラハラする。
しかし、常連は酔っ払ってるなら水でさましてから来るのが江戸っこだろっ!と呟く。
その方が入ってきた時、革ジャンで、絶対帰らされると思ったが大升信者だった(笑)
コハダはうまい。
大好評レバーニラの卵炒めに銀杏。
隣の客が頼んでだ卵焼きがかなりうまそうだった。
その方は月に一年度は来るようで、早めに入るのもなかなか良いそうです。
好き嫌いがハッキリする店だが、貴重な店には間違えない。
ちょいと天狗になった人は社長だが有名人だろうが必ず鼻をヘシ折られるだろう!

北千住、奥深し

■自身のblog居酒屋ロマンティクス2010年2月25日の記事より


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