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宮城編:福よし@気仙沼④

すっかり酔って気持ちよくなってしまった。
角星・福よしのオリジナルの酒、大将から振舞われた花泉のにごり酒で、お隣のお客さんとも仲良くなり酒が進む、進む。

その後、焼き場で大将のお話をさせて頂いた。
特に覚えているフレーズは
「皆さんの人生の一部に少しでも、福よしで呑んだこと、魚を食べたことが心のなかに残って下さればそれはとても大きいこと。自分が生きている意味がある。」
また今回の地震で、心を洗われたとも言っていた。
感謝の気持ちをさらに大事にするようになったという。
当たり前の生活の有難さがこんなに身に染みた事はないと。


でも、皆に応援され、ようやく福よしが復活したのも大将はじめ福よし皆さんの、お客さんに美味しい魚でまた一杯やってほしいという強い思いがあったからだと思う。

そして、大将、弟さんの福よししかないという素晴らしい宝ものが更に輝きを放ったのだ。

港・人・魚・そして心。

心という言葉を加えたのが、わかった気がした。

■居酒屋ロマンティクス 2012年10月7日 自身のblogより

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