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肺炎リハビリ

コロナ陽性+コロナ肺炎で11日間の入院生活を終えて、ホテルに移動し3日目の朝、穏やかな日が訪れています。ホテルでの1日目の夜は、11日間、延々と聞き続けた 深夜の病室の音、ピツ、ピツ、ピツ、ポーン、 ピーポン、ピーピー音が脳裏で繰り返され、時折テレビのドラマに出てくるようなピピピピと言うナースコール音が幻聴のように響いてしまい、ホテルの静かな部屋なのに、夜中になんども目が覚めて、「あっ退院したんだった...」とほぼ眠れなかったのですが、昨夜2日目の夜は幻聴も収まり深い眠りにつけました。

今朝、アメリカ人の上司とのオンラインミーティングで、「入院生活で体は元気でエネルギーがあるが、11日間の入院生活で10mも歩けない狭い隔離病棟に閉じ困って、24x7で電子音が鳴り響いて眠れなくて精神的にストレスがすごかった...きっと刑務所の方が静かに眠れたと思う。」ってジョーク飛ばしたら、めっちゃウケてた!

相変わらず、肺炎の影響か胸の痛みは続くものの、昨日 6km、今日8km ランニングをして気付いたことがあります。ほぼ2週間運動していないので、やはり筋肉が落ちて足が伸びない!平均ペース +30秒/km に落ち、肺の細胞が機能していないせいなのか、平均心拍も +10拍/分 の差がある。

退院翌日からランニング?と思う人も多いかと思いますが、人間の身体は、動かさなくなればなるほど、少しずつ衰えるもので、一種の老化減少がはじまると言われています。

加齢とともに買い物など外出に息苦しさや息切れを覚えるようになると、体を動かすこと自体が億劫になり外出しなかったり、すぐに車に乗って移動し、その結果、動かさなくなった筋力が衰えて足腰が弱り、ますます外出や運動を控えるといった悪循環に陥ります。肺リハビリ(有酸素運動)をすることで、負のスパイラルを断ち切り、肺の機能を改善させると呼吸に関わる筋力を向上させて、しっかり痰を出せるようになるそうです。痰が排出できない場合、痰に含まれる細菌が気管に入り込み、肺炎を引き起こしてしまう可能性があるので、痰を自分で出すことはとても重要なことだと言われています。

なぜ痰の話をするのかというとコロナ肺炎で患った肺胞の液体の排出が重要だから... 詳しい話はこちらの加藤医院さんのURLを参考にしてください。

さてコロナ肺炎の写真 左が入院時、右が退院時の同じ部位の写真です。一部キレイに消えているものの、未だに肺炎の影が残っているものもあるのですが、医師じゃないとわからないので、わかりやすいところだけ赤く囲ってみました。写真に映らないけど、胸の痛みは続く...のがコロナ肺炎の特徴なのかもしれません。

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