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フジロックのROOKIE A GO-GOステージに出演しました

・ROOKIE A GO-GOに選ばれました

国内最大級の野外ロック・フェス『フジロック』のオーディション枠、ROOKIE A GO-GOステージに僕らBearwearがついに選出されました

活動当初から掲げていた目標をやっとひとつ達成できた。

残念ながらこのご時世なのでフェス自体は中止となってしまったのだが、その代わりにフジロック新たな試みとしてYoutubeにて『FUJI ROCK FESTIVAL'20 LIVE ON YOUTUBE』という配信フェスを開催。僕らBearwearはそれに出演させて頂いた。

このROOKIE A GO-GO枠に出演した6組からweb投票で勝ち上がった1組が来年開催されるフジロックのメインステージの1つであるレッドマーキーステージに出演する権利を手に入れることができる。投票受付期間は今月末までなので是非Bearwearに一票を↓


出演から2ヶ月が経ちやっと実感が湧いてきたので、

改めてフジロックに応募した経緯から出演までのことを振り返ってみる。

・フジロックROOKIE A GO-GOステージ

毎年夏に新潟の苗場スキー場で開催される『フジロック』。海外アーティストと国内アーティスト合わせて200組以上が出演する大規模なフェスであり、日本のロックフェスの先駆けとも言われたり。

そんなもはや説明不要の夏フェス『フジロック』に無名の新人アーティストが出演する方法がひとつあり、それが一般公募枠のオーディションROOKIE A GO-GO

チケットを持ってない人でも入ることが出来るフリーエリア内にROOKIE A GO-GOステージはあるそこで毎年一般公募枠の狭き門を勝ち上がったアーティストが出演し爪痕を残そうと命削ってる。

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幾多の名アーティストを輩出してきた、新人ミュージシャンの登竜門ROOKIE A GO-GOステージ

「過去を遡れば錚々たるアーティストが出演。
近年ではKing Gnu 、My Hair is Bad、SiM、Suchmos、Creepy Nuts、Tempalayなど最新の音楽シーンで著しい活躍を見せているアーティストたちがこのステージを踏んでいます」
https://eggs.mu/music/project/rookie_a_gogo2020

過去にはサンボマスターやアジカンが同じ年のROOKIE A GO-GOステージに立ったことがあるというのも驚きだ。

・エントリー/自己PR

「Bearwearはフジロック目指しなよ」とか「フジロックでBearwear見たい」ってよく言ってもらえる。フジロックは特定のジャンルに偏ったフェスではないのに特定のアーティストのことを「フジロックっぽいよね」って言い方をする人がいたり、それでなんとなく伝わるのもすごい話だ。

人から言われなくても僕らBearwearは結成時からフジロックのステージを夢見て、まだライブもしていない活動1年目の時から毎年欠かさずROOKIE A GO-GOには応募してきた。毎年応募してきたが、サマソニやりんご音楽祭のオーディションとは違って審査ライブなどもないフジロックのは毎年落選通知が来るだけなので手応えを全く感じずにいた。

今年はおそらく3回目のエントリー。エントリー事項の記入ももはや3回目になると慣れたものである。

それでも毎年頭を悩ませるのが自己PRの欄。他のアーティストはこの欄に何を書いているのか知らないが、僕らはなぜそのフェスに自分たちが出る意味があるのか的なこととを今回は書いた。

今年はTame Impalaがヘッドライナーとして発表されていた。2010年デビューのバンドがフジロックのヘッドライナー。アメリカ最大のフェス『コーチェラ』でもヘッドライナーを務め、インディーファンの間ではフェスの世代交代が始まったと騒がれていた。

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それを受けて今回僕らの自己PRには

「Tame Impalaという'10年代を代表するアーティストがヘッドライナーとして選ばれフェスの世代交代が示される重要な年。Tame Impalaのさらに次の世代である、'20年代のバンドである僕らがROOKIE A GO-GOステージで演奏しているのを見てもらうことで、さらにこの先未来のインディー・シーンも熱いってことを証明したいです」

みたいななことを書いた。

自己PRでどれほど結果が左右されるのかわからないが、その思いに最後の望みを託し、エントリー開始日の3/17当日に速攻応募。あとは願うのみ。

・フジロック中止発表

ROOKIE A GO-GOの選考結果が出る前に今年のフジロックの延期が発表された。

軒並みフェスがどんどん中止発表している中で想定はできていたが、過去1度も完全中止をしたことがなかったフジロックの初の中止発表は音楽ファンみなが衝撃を受けたはずだ。

この時点でROOKIE A GO-GOに関する発表は何もなく、エントリーしているアーティストにも何も連絡が来なかったので、今年のROOKIE A GO-GOは完全に無くなったものだと思い込み半ば諦めていた

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メンバーとの新年の挨拶で1年の抱負をフジロックにするぐらいフジロックをずっと夢見る僕ら。

フジロックの中止発表はまた夢に近づくチャンスが1年先延ばしになったことを意味すると思っていた。

・1通のメール

中止発表から2,3週間後ある1通のメールが届く。「選考通過のご連絡」と書かれたメール。

フジロックは来年に延期され、今年はもうチャンスが無いと思っていたROOKIE A GO-GOからのまさかの連絡で最初は混乱した。

まさかの選出でとてつもなく嬉しい気持ちと、本来開催されていればフジロックの会場に立てたはずだったという悔しさが入り混じり、メンバーみんな色んな感情が渦巻きいていたと思う。

しかし僕らのこの1年間の活動が評価されたことはただただ嬉しいし、ライブもなかなかできずに動けないでいたこの時期にこんな大きなチャンスを与えてくれたことがどれだけありがたいことか。

そして開催中止を発表して一番大変であるはずのフジロックがただ延期するだけではなく、新しいことに挑戦しようとしていて、その新たな試みに参加できる世界で最初のルーキーに僕らがなれたことが誇らしかった。

・今年のルーキー6組・恵比寿LIQUIDROOMライブ収録

当日配信するライブは恵比寿LIQUID ROOMで収録した。リキッドのステージは何度もお客さんとして見に行って憧れていたけどまさかこんな形で立つことになるとは。

収録する楽曲は大きいステージが一番似合いそうっていう点と、僕らが作った一番最新の楽曲だからってことで最新アルバム収録の『 I Think』に決定。

朝11時に緊張なのか武者震いなのか眠気なのか分からない体の強張りを感じてフワフワしていたが、いつも客として入場する時は素通りしてた搬入口から自分たちの機材を運び入れる時になってやっと気が引き締まる。気付いたらあっという間に収録は終わった。

ほぼ1テイクでの収録。こういう時に本番一発で実力全部出し切れるかどうかもバンドに求められる力だなと改めて認識。

そしてついにフジロックのYoutube配信番組の発表と同時に解禁された今年のルーキー6組

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毎年ROOKIE A GO-GOの嗅覚には驚かされるが、今年のライナップは例年にも増して未知なニューカマー揃いで、ROOKIE A GO-GOはレーベルや事務所の規模など関係なく本当に新人を発掘しようとしてくれてるんだなってことが自分たちが選ばれたことで改めて知れた。

その中にめちゃめちゃBearwearとも仲良くて、一緒に名前を挙げられることも多い金沢のGAME CENTERがいたことも驚き。BearwearとGAME CENTERが同時に評価される世界線が来るなんて思ってもいなかったので、パラレルワールドに突入したのかと思った。この二組が同時に選出されたことを喜んでる人が多かったのも嬉しい。

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新作リリースのときや、大きいイベント決まったときとか、何か大事なニュースを発表する際に毎度思うけど、自分たちを応援してくれてる人がどれだけいるか知れるのは本当にありがたい。

・配信フェス『FUJI ROCK FESTIVAL'20 LIVE ON YOUTUBE』

そしていよいよ配信当日。過去の映像を織り交ぜての配信番組だからこそできる豪華すぎるメンツの並び。

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我々の出番はSuchmosの次だった。Suchmosに出番を押される経験なんて滅多にできないことだなと変な気持ちになる。そしてルーキー枠をヘッドライナー前に置いてくれるというフジロックの粋な計らいで、全く無名の僕らのライブ映像を約10万人の人たちに見てもらえることに。しかし10万人もの人々にライブ映像を見てもらうことで僕らは現実を直視することとなる。

日頃ライブハウスで自分たちと近い界隈のイベントに出ていると、普段から見てくれてる人や、名前はすでに知ってくれてる人、俺らがやってるジャンルに理解がある人、ようするに今まではBearwearのことをある程度興味あるお客さんに見て頂くことが多かったのだが、

10万人が見る無料Youtube配信はそうはいかない。Bearwearの名前なんて一度も耳にしたことない人、俺らのやってるジャンルに全く興味ない人、そもそも新人のバンドに興味なくて早くヘッドライナーを見たい人などなど
ルーキーのBearwearに一切興味のない人が大半だ。

匿名でコメントできる誰が書き込んでるかも分からない配信中のチャット欄はBearwearの出番中も大荒れ。「歌が下手」「日本人なら日本語で歌え」「腹から声出せ」「マイクの角度が変」などと攻撃性のあるコメントを散々浴びて、「これが誹謗中傷かぁ」と初めてアンチコメントを浴びて戸惑う。しかしこの経験すらも貴重なので目を逸らさずに物凄いスピードで流れていくチャット欄を追っていく。

1ヶ月ほど前に収録した自分たちのライブ映像が流れるわけで、パソコンの画面を通して過去の自分に向かって、「がんばれー負けるなー」ってリアルタイムで視聴者に混じって応援するというちょっとクリストファーノーラン的な時間軸歪み系SF体験をしつつ。アリーナ3つ分ぐらいの人数に見られていることに感動したりしながらあっという間に俺らの出番は終わる。

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一瞬の体験だったとは言え、スポットライトを浴びる凄さを痛感した。同時に、一般層に自分たちの曲を聞いてもらうには罵詈雑言達を跳ね除けるほど精進し、こういう大きな舞台にまた立つためにも成長し続けないとなと気づかされ尻を叩かれた気分だった。

配信終了後はTwitterのTLは驚くほどたくさんの人の賞賛のコメントで溢れていたり、直接感想の連絡をくれた人も多くいて、一人一人の感想に助けられ、言葉じゃ言い表せないほど勇気づけられた。本当にこの場を借りて全員にお礼を言いたい。

長年の目標だったフジロックのROOKIE A GO-GOステージ出演は心を揺さぶられるものすごい経験となった。活動4年目にしてついにROOKIE A GO-GO出演。

今まで「まだ俺らは若手バンドだから…」と甘えた言い訳をしたくなる時が何度もあったが、僕らはもう今後自分たちをルーキーと呼べない。もう一度フジロックに呼ばれるためには、憧れてたバンドたちと同じ出演枠を目指すしかない。さらに次の目標へと向かい始めるための大きなターニングポイントとなった。

・来年の出演を賭けたWeb投票

この未曾有の状況の中で、配信とはいえフジロックに出演することが叶った。しかしまだ憧れである苗場の会場には立っておらず、胸を張って「フジロック出演しました」とは言えない状態である。

しかし、来年のフジロックのステージに立つチャンスがまだ残されている。

今年はweb投票で今回のROOKIE A GO-GO枠の6組の中から選ばれた1組が来年のフジロックに出演する権利を与えられる。

来年フジロックでBearwearを見たいと思って頂けたら下記リンクから投票を是非お願い致します⬇︎
https://www.fujirockfestival.com/news/pickup02

Bearwearはこれからも頑張ります。
11月3日に初の自主イベント『:CHAMBER FEST』を開催するのでそちらもお楽しみに!

ここまで読んでくださってありがとうございました。
Kazma

Bearwear

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Tokyo Indie rock/Emo band東京で活動するインディエモバンドBearwear。Kazma(作詞・ボーカル)、Kou(作曲・ベース)

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