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3 予想の要素 3-4 競馬と風  風は机上の空論の典型

1 競馬予想と風

競馬関係のテレビ番組なんかを見ていると、ここ数年でやたらと風のことを話す人が増えた気がします。一種のトレンドなのかも知れません。

私はアンチ血統派ですが、血統を信じてしまう気持ちは少しだけわかります。ブラッドスポーツですし、全く関係が無いとは言い切れない面もあるからです。

でも風だけはいくら何でもダメだと思います。

風を予想の要素にするのは無理に決まってますし、それを説明することすらバカらしいです。

予想するレースの最中に予報通りの風が吹くと本気で思うのでしょうか?

何年も前から指数派の予想屋が風のことを言ってますけど、彼の見た目が全てを物語っています。

全く太陽光を浴びていないので病的に色白ですし、不健康そのものという太り方をしています。部屋に閉じこもってばかりいるのが明らかです。風のことを全くわかっていないのです。なぜならば室内では風は吹かないからです。

他にも競馬の予想番組でも風のことを気にするような人は、やはりアウトドアのアの字も無いような色白で不健康そうな人ばかりです。

ちなみに、私はその指数派の予想屋の人が一番まともかも知れないとさえ思っていて、風さえ考慮しなければもっと当たるのにと思っています。


2 風は扇風機のように一定には吹きません

少しでも外へ出ればわかりそうなモノですが、風は扇風機のように一定の吹き方をするワケではなく、吹いたり止んだりします。台風の日でさえ、台風の目に入らなくとも数十秒間風が止むこともあります。

こんなことを書く必要があるのでしょうか・・・。

また、障害物があれば風向きや風速も変わります。競馬場には大きな建物が必ずありますし、周囲にも建物や木々があるので必ず影響を受けます。

ネットで『競馬』『風』などのワードで検索してみると、むしろ肯定的というか、風が競走馬にどう影響するかというホームページやブログが多くてドン引きしました。

風予報サイトなどまで紹介し、ピンポイントで風速や風向きがわかるから参考にすべしと書いてありましたが、競馬のレースの直線は数十秒です。そんなピンポイントの場所と時間に予報通りの風が吹くワケがありません。なぜそれがわからないのかが不思議でたまりません。

どんだけインドア派なのかと思ってしまいますが、陸上競技なんかをテレビで見てても追い風参考記録になった次の組が向かい風になったり、そういうのを人生で一度も見たことが無いのでしょうか?

子供の頃に運動場で風が吹いたり止んだりしたことくらいは体験したはずですが・・・。

また、過去のレース映像を見て『この日は風がすごく強かった』とか言っちゃう予想屋も、おそらく風予報サイトでその時間帯の風速をチェックして吹いたはずだと思い込んでいるか、吹いたと仮定しているだけでしょう。

あまりにも断定するので、もしかしたら私が知らないだけで実は競馬場のコース内に風速計なんかが設置されているのかと思って検索しちゃいました。どうやらそういう装置は無さそうです。

そういう装置があったとしても、予想するレースの時に吹くかどうかはやっぱり予測できるはずが無いので、どう考えても風なんか考慮しても仕方がないはずなのです。

おそらく、風予報通りの風が吹くだろうという確率の認識が大幅にズレているのだと思います。風を予想の要素として考えてしまう人達は、風予報通りの風がかなりの確率で吹くと思い込んでいるのでしょう。

もう少し散歩するなり外で遊ぶなりした方がいいと思います。



3 風の影響

私は超アウトドア人間で、釣りが趣味でアマゾンの奥地まで行ったくらいです。

また、自転車も好きでリスグラシューに買ってもらった数十万円の自転車にも乗ります。

釣りをしていると風が吹いたり止んだりするのを体感しますし、水面に浮くルアーばかり投げる釣りですので風が止むまで数十秒待ってから投げたりもします。

また、小さなボートなので風の影響も受けやすいですから、すぐに流されたりボートの向きが変わったり、それが急に止んだり逆方向へ流されたりもします。とにかく風は予測不可能だということを知っています。


ゴルフをやる人はわかりますが、数メートル上空だけ風が吹いているとかその逆だとかも日常茶飯事です。競馬場も同じです。走っている馬たちの数メートル上空は風が吹いているだけで地表は無風かも知れません。


自転車の場合は先頭を走ると風の影響を強く受けるので非常にキツいです。ですので集団で走る場合には先頭を交代して走ったりもします。後続はスリップストリーム的な効果で楽に走ることが出来ます

ですから、競馬のレースで風が競走馬に大きく影響すること自体は私はかなり理解している方だと思います。

風が競馬にどう影響するかを分析しているサイトを見ると、追い風の場合は追い込み馬に有利だとかその逆だとか色んなバカなことが書いてありました。

実際に強い向かい風だとしても、予想するレースの最後の直線で各馬がどのような位置取りになっているのかは予想するのは不可能です。自転車のように縦一列で走るワケでもないですから、どの馬がどれくらいその風の影響を受けるかなんてことは、いくら予想しても単なる妄想の域を脱すことは無いはずです。

しかもおそらく風予報通りの風なんかまず吹かないのですから、何しろ全く話にならないのです。


4 まとめ

競馬の予想で風のことを少しでも考えた方がいいと思う方々は、近所を散歩してみてください。

目の前の木の枝が風で揺れていても、道路を挟んだ向かい側の木が揺れていないこともあるでしょうし、逆向きに揺れていることもあるでしょう。

おそろしく無駄な記事を書いた気がします。時間を返して欲しいです。

風が予想に関係すると本気で思っている方々、寝言は寝てから言って下さい。



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