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いろいろ声をあげれば、 応援してくれる人がいる町

下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話していただくコーナー。子どもと大人がのびのび活動する「森のようちえん」をおこないながら、ヨガの先生でもある多田はるひさんです。(2020年12月取材)


東日本大震災がきっかけで、 自分や地球にとって気持ちいい暮らしが何かを考え始め、 パーマカルチャーを勉強していました。

いずれ地元か他の地域で暮らしたいと思っていましたが、 パートナーが、出会った当初から地元の下川町に戻るつもりだったと知っていたので、 結婚を機に東京から移住しました。

都内で開催された下川関連のイベントに参加したり町民と知り合う機会があり、なんとなく大丈夫そうだなと思えたので不安やためらいはなかったです。移住したらやりたかった理想の暮らしは、 直接的ではないけれど叶っているものもあって。

長い目で見て、 できることからゆっくり形にしたいなと思います。 そのうちの一つがヨガのレッスンです。

移住してすぐ町内の方に相談したら、 開催できる場所を紹介してくれました。それから有志で 「森のようちえん カカラ」 を月に 2、 3 回開催しています。

カカラを通じて、子どもたちはもちろん大人も関わってもらいつつ、 地域の人同士で育ち合うつながりが生まれたらいいなと思って、 2 年くらい続けています。

いろいろ声をあげれば、 応援してくれる人がいるのが下川のいいところだなって。 困ったことがあればお互い様っていう関係性で、支え合いつつ暮らせているなと思います。

Interview:立花 実咲

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