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TAP数気にしてますか?UXの話

UXデザイナーのPGO17です。
今回は設計時にTAP数を考えていこうという考え方を記載していきたい。

TAP数気にするのはなんで?

TAP数=クリック数だからが答え。

ガラケーからSPに変わって、インターフェイスも大きく変わった。
私はガラケー時代からECやっていたので、どのようにすると簡単に遷移できるか?を工夫するように考える癖がついている。
でも、SPに変わってから気にしないという方が増えてきているので、ここについて書こうと考えたわけ。
SPの画面上でできること、表現できることが非常に増えて便利/簡単になった。けれどもちょっとした部分はどんどん気にしないで作るということが起き始めた。

スペースに対して敏感

TAPは気にしないのにスペースはとても敏感になるということが起きているように思う。
1st‐viewにいかに重要情報を置くか?見えるようにするか?を画面のサイズを気にしてデザイナーは気を使っていることと思う。
この風潮は間違えではない。

意識してないことがなんとなくの使いづらさ

TAPは何もそれだけがクリック数ではなく、スワイプ、スクロールなどジェスチャーであってもクリックなのだ。
スクロール長いロングページはいろいろなことが表現され、書いてあることも多く、疲れてしまう。
欲しい情報にたどりつかないなどなど。そんなに気にするほどでもないけど、手順が1つ2つ追加となるとなんとなーくの使いづらさがある。
ほとんどの人は意識しないけど、職業病か気になってしまう。

TAPはどこまで気にするべきか?

私の場合は設計時にトータルのクリック(TAP)数を考えるようにしている。従来どのくらいのクリック(TAP)数で最後までいくのか?を調査段階で明らかにしている。
そこから何手省けるのか?追加機能入れるけど、入れてもなおどのくらい増やさずにいけるか?を考え、配置場所やまとめ方を考慮して設計に落とし込んでいる。
元々5クリックで最後まで行けるところに新規機能を盛り込んでとなると
どうしても6クリック目が出てしまうなどそういうことをどうこうというのではない。
デザインや見せ方で少ないと認識させることもできるので、はじめの意識がしっかりあれば良いのだ。

体験設計をする場合は細かい部分の「なんとなく」に気が付けるかどうか?を大切にしたい。

現場からは以上です。

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