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BEAR -日本人芸術家が海外でのチャンスを掴むために-

こんにちは、BEARです。
Build – Emerging – Artist – Recognition でBEARです。
海外でのキャリアに興味のある日本のアーティストの方々の役に立てればと思って名付けました。

私自身はヨーロッパを拠点に活動するアーティストです。
日本の大学を卒業後イギリスでファインアートを修了した後、イギリスを離れて、まぁまぁもがいた数年を経て、2019の始めに自身のアトリエを構えました。ヨーロッパ•アメリカでエキシビションや、記事掲載、少しですが賞を頂いたりもしています。

今回、noteで記事をシェアしようと思ったきっかけは、私がもがいていた暗黒期を打破するため(現在進行形でもがいてますが、笑)に英語で「OPEN CALL」と呼ばれる、いわゆる「公募」を大量に漁りまくって、精査して、応募して声が掛かり始めたことにあります。それは展示や賞金だけではなく、助成金や、これからのプロジェクトへの協賛、出版物など多岐に渡ります。この英語の障壁さえ取り除けば同じ境遇のアーティストさんの役に立てるのではないかなと思ったんです。

もちろん日本にもたくさん素晴らしい機会があってみなさんそれを活かしてらっしゃると思います。ですが、英語での機会の数は日本語とは比べ物にならないんです。英語圏だけでなく、他のヨーロッパ諸国、アジア諸国のギャラリーや団体、財団などは基本的に母語と英語でアナウンスしているので、数が半端じゃないんです。必然的に、自分の作品や哲学に合ったOPEN CALLも多く出てきます。ただし、それだけの数があるのでピンからキリまであります。

そのOPEN CALLのチャンスを近づけるには4つの壁が立ち塞がります。①様々なプラットフォームで多くの情報にリーチする ー これだけでかなりの時間を奪われますが、リーチした後、②自分が応募できるのか、③自分に合ってるのか、が噛み合って初めて④英語での応募という流れになります。私の場合、②③に労力は使わないのですが、英語力が十分でない場合、全ての項目で色々削られることが想像できます。その時間を制作に当てられたら...と自分自身痛感してきました。

私は定期的に様々なアプローチでOPEN CALLを探し、かなりバラエティに富んだプラットフォームに目を通しています。BEARはその情報を活かして、アーティストさんたちが時間をセーブできるように①②③の労力を最小限にすることを目指します。数多のOPEN CALLの中から日本人アーティストさんの条件に合いそうなOPEN CALLを中心に(海外拠点のアーティストさんもいらっしゃると思うのでそちらも勿論)日本語で共有していきます。④はなんとか自力で頑張って下さい。そのための重要単語やtipsなども発信していけたらと思っています。
ペインティング、立体、写真、サウンド、デジタル、映像、ドローイング、ポエトリー、建築、パフォーマンス、インスタレーションなど、なるべく広くカバーしたいです。

私も一緒に学びながら、成長しながら手を取り合って行ければいいなぁと思っております!!

よろしくお願いします。

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