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好きな曲. 3【 I say a little prayer】


この度は洋楽の中でも個人的ランキングのTOP3に入る曲を。

【 I say a little prayer】
作詞:Hal David
作曲:Burt Bacharach

世界で沢山の方に歌われているこの曲、一番有名なのは恐らく アレサ・フランクリンだと思われるのだけど…私がこの曲と出逢ったのは、随分と前(20代だった頃)TSUTAYAで流れていた時。

後に調べに調べて露崎春女さんという方がカヴァーしていた事を突き止めた。
そこから、メジャーな所だとアレサ・フランクリンや海外ドラマだったり…日本だと『大奥』にて使用されているkazamiさんという方も。

個人的には緩やかだったりマイルドな歌い方も素敵だと思うのだけど、力強い感じも素敵で…露崎さんも好き。

【個人的オススメ】
YouTubeにて『I say a little prayer』を検索した際の、ホイットニーとナタリーのコラボ。
格好良過ぎる…!

マイルドで穏やかな感じも素敵だけど、個人的には…こう、ガッツリ気合いの入った感じ(?)も好き。


【以下、個人的考察&解釈】

この曲を和訳したサイトを見た時に感じた事。

シンプルに重い。

最早『小さな願い/祈り』というタイトルにおける『小さい』という概念とは。

…そういった解釈の和訳をしていたのは私が見た所だけだったのかもしれない。

なんというか、曲調的にもそんなに重い感じではないような気がして違和感があったり。

タイトルからして2パターン出る。
『小さな祈り』『小さな願い』
(個人的には『prayer』としてなら『祈り』が適切かと思った)

ここで派生した新たな疑問。
『祈り』と『願い』って何となく違う気がする。
…この『何となく違う気がする』が、恐らく和訳を見た時の違和感に繋がるのかもしれない。

『祈り』と『願い』が感覚として非常に近いのに、何か違う気がする。

個人的な捉え方になってしまうのだけど…
『祈り』→ 誰かの為
『願い』→ 自分の為
簡素に表現するならそういった印象。

そういえば「一生のお願いだから!」は耳にしても「一生のお祈りだから!」というのは聞かない…そんな事まで考え始めて逸れたので、この辺にして。

【上記を踏まえた上で…】

朝起きて、身支度を整えるでしょう?
その時にふとあなたの事を想う、…今日のこのヘアアレンジはいつもと違うけど、気付いてくれるかしらって。
服だって、前にあなたが褒めてくれたものにしてみたの。
気付いくれたら嬉しいけど、それだけじゃなくて。

こんな風に考えてる時間が幸せ。
そんなキッカケをくれたあなたにも、一日の中に何か幸せな事があれば良いな、と思う。

あなたの幸せを願う時間が幸せ、なんて。
誰かの幸せを願う気持ちを『愛』と呼んでも良いなら、それを教えてくれたのがあなただった事が私にとって一番の幸せかもしれない。

だけど、だからこそ。
あなたにも沢山の幸せな事があれば良いな、って。

私はそんな風に勝手に幸せになってる、幸せになれる。
あなたも同じだと思う、自分の幸せを自分で選んで決められる人。
その中に私の事が一つでもあれば…なんて思うのは欲張りかもしれないけど、そんな風に思ったりもして。

それが私の『小さな祈り』で『小さな願い』。

いやぁ、重い。

自分で書いて思ったけど、何件か見た和訳より余程に重い気がする。

ただ、書いてる中で『小さな祈り』と『小さな願い』のどちらも含まれる事(個人的解釈)は分かった。

…多分、私は。
こういった事を考えたり、思い描いたりする時のベースはいつでも元夫なのだとも。

今でも不思議な関係というか、前にも書いた気がするからそれは良いとして。

いろいろと歪な所も捻くれた所もある、性格の難の数なんて数えたら足の指まで使っても足りない事は自覚しているけど。
そんな私が『頼むから幸せであってくれないだろうか…』と思う数少ない中の一人。

息子と元夫と数少ない友人、私が本気で幸せを願うのはこの人達だけ。
世界が平和ならそれに越した事は無いとは思う。
それが無理難題なら、私は私の大切な人が安全且つ彼らの選ぶ形での幸せであって欲しい。

…皆、揃いも揃って「願われんでも幸せになるわ!」くらいの事を言いそうなのはさておき。
願うのは私の勝手でしょ、とも。

話が盛大に逸れたのでこの辺にて。

マイルドでもパワフルでも、素敵な曲。

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