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カメラが楽しいという話

タイトルのとおりなのですが、最近カメラで写真を撮ることが楽しいです。

カメラとの付き合いは、2011年から。
デジタルガジェットは元々好きですが、持っているとちょっとかっこいいかなということで興味があった”一眼レフ”が欲しいなと思い、Nikonのデジタル一眼レフD5100を購入したのが始まりです。

なぜこの機種だったのかといえば、素人ながらカメラメーカーの老舗といえばNikonでしょ、という当時の(勝手な)イメージと、価格的にも手の届きやすかったAPS-C機(NikonでいうDX機)ということで、レンズ2本もセットになったD5100ダブルズームキットを選んだ、ということになります。
・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
・AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR

昔はよく使ったけど…

その後子どもも生まれたこともあり、数年間は大活躍しました。

ズームレンズもいいけど単焦点レンズもいいぞ、ということで、こちらも手の届きやすい35mmのDX用単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)も購入しました。

でも子どもの成長とともに、徐々に登場回数が減っていき、使うとしても旅行に持って行くくらいになってしまいます。

その旅行に持って行くにしても、D5100は比較的小型の一眼レフとはいえ、ズームレンズまで付けるとやはり大きいし重いし、荷物になってしまうわけです。

と同時に、スマホのカメラ性能もどんどん上がり、もはや一眼レフを持ち出すまでもなく、iPhone12のほうが小さいし軽いし画質もいいし、とにかく便利なのは言うまでもありません。

そんなある日、YouTubeをなんとなく見ていたときに、いわゆるカメラ系YouTuberの動画を偶然目にしました。
そして、

「あれ?カメラって楽しいよね…? 一眼レフ持ってるよね??」

と自問自答が始まってしまったのです。

中古レンズ購入

そして気が付いたら中古のAF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRを購入していました。それが今年の3月中旬。約2万円でした。



なぜこのレンズなのかといえば、キットレンズの18-55mmでは望遠側が物足りなく、かといって55-300mmまで持って行くのは面倒すぎる。
そうなると、140mmまで1本で対応できるこのレンズは絶対役立つはず!という考えです。

その後2回ほど旅行というか遠出したので持って行きましたが、思惑通り大変便利でした。
そして、やっぱり写真撮影って楽しいなと思うわけです。

現在所有しているFマウントレンズはこれだけ。18-55mmも18-140mmも売却済み

ミラーレス一眼欲しい

こうして久しぶりに一眼レフを使い出したわけですが、ただ10年以上前の機種ですので、いろいろと不満な点にも気付きます。

時代はミラーレス。
フラッグシップ機と大三元レンズを所有しているようなプロならまだしも、私のようなアマチュアにとってはもうレフ機は古いのかもしれません。

そこで今のカメラはどんなものがあるのか調べてみました。
そのときに初めて、Nikonのミラーレス機はレンズマウントが変わっており、いま所有しているレンズは(アダプターを利用しない限り)利用できないことを知ります。
つまり、Nikonのミラーレスを選んでも、他社のミラーレスを選んでも、結局レンズはイチから揃える必要があります。

ミラーレス市場でとにかく強いのがSONYのようで、件のアメリカ大統領候補の事件を捉えたあの写真もSONY機らしく、どうせ手持ちのNikonレンズが使えないならいっそのことSONYに移るか、という考えも頭をよぎります。

だがしかし。

やっぱりカメラはNikonなのです。
カメラ本体もそうですが、それ以上にNikonのレンズは素晴らしいのです。

Nikon Z30購入

そして、選ばれたのは綾たk…ではなく、Nikon Z30です。

NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRもセットになった「Z 30 16-50 VR レンズキット」を、今年4月に購入しました。

またAPS-C(DX)機を購入したわけですが、D5100を購入したときと異なり、今回は明確に理由があります。
それは、「毎日持ち出せるもの」だから。

電子ビューファインダーがないため、とてもコンパクト。
16-50mmレンズもとても小さく、カメラに付けた状態でもとても軽い。

カメラ技術の上達のためにはとにかく撮影することが重要だと思いますので、そのためにはできるだけ持ち出すことが大切になってきます。
このカメラなら、通勤用リュックに入れて毎日持ち出してもまったく苦になりません。

重要なのは”撮影体験”

こうして(10数年ぶりに)カメラを購入し、できるだけ日常を撮影するようになり、カメラの楽しさにハマっている状況です。

もうすでにキットレンズでは物足りなくなり、
NIKKOR Z 40mm f/2
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
こちらのレンズも購入してしまっています。
両方ともDX用ではなくフルサイズ用ですが、これは近い将来フルサイズ機を導入した場合に備えての選択です。

なお、Z30に24-200mmを付けると、Z30がコンパクトなのでレンズとの見た目のバランスが悪いですが、気にしないことにしています。

写真を撮るだけなら、スマホでもできます。

でも、カメラを構えて、設定をいじって、シャッターを切るというこの一連の流れで得られる体験こそが、撮影した写真に”想い”を込められる気がしています。

しばらくこのZ30を相棒に、カメラを、写真撮影を楽しもうと思います。

ちなみに、完全にうろ覚えなのですがD5100はダブルズームキットでも10万円はしなかったような気がするのですが、Z30は単体では約9万円でダブルズームキットでは約15万円。
いろいろ高額になっていますね…。

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