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コンテンツ東京2024に行ってきた

一昨日7月3日と昨日4日、東京ビッグサイトで開催されている「コンテンツ東京2024」に行ってきました。

約850社が集まる大規模な展示会で、過去にも数回来場したことがありますが、今回もものすごい人の数で、関心の高さが窺えます。

といっても、私の主な目的は、出展企業の製品・サービスを検討することというよりは、ここでしか聞けないカンファレンスに参加すること。

今回は次の3つを拝聴してきました。

  • 【ヒットメーカー対談】生き残るコンテンツの創り方

  • 動画 “カンブリア紀” を生き残れ!ショート動画・生成AI時代のコミュニケーション戦略

  • <広告・マーケティング×生成AI>企業の最新事例

もちろん内容の詳細をここに記すことはできませんが、ただとても勉強になったことは確かです。
行って良かった。
そして、先端を行く人、企業は強い。

やはり、生成AIの時代

特に上記3つのうち2つは「生成AI」が関係するものですが、これからの時代、生成AIの活用というのは決して無視することができないもの。

”無断学習”などと言って生成AIを批判する意見もありますが、そもそも学習って無断でするものですし、日本の著作権法では原則として著作物を機械学習することは合法とされています(著作権法30条の4)。
※”原則として”と書いたとおり、あくまで原則であって、当然に例外も存在します。例外に該当する場合は機械学習するためには権利者の許諾が必要です。

重要となるのは、この学習段階の話ではなく、生成AIによって生成され出力された「創作物の利用方法」です。
生成AIというのはあくまで道具であって、どの道具を使うのは人間であり、またどのように使うのかを考えるのも人間です。

どんな道具だって、利用する目的が悪ければ、その結果も悪いですよね。
ということは、逆に利用する目的が良ければ、その結果も良いものとなります。

あくまで”道具の一つ”として生成AIを活用していくことで、新たなクリエイティブが創出されるものだと改めて感じます。
そして、生成AIにはできないこと・苦手なことを理解することが、これからの時代の人間による創作にも大きく影響するものだと思います。

そして、運動不足

先述のとおり、コンテンツ東京に行った主目的はカンファレンスですが、ただせっかく会場にいるわけですし、850社も参加している大展示会。
ということで、出展企業の製品やサービスもふらふらと見学してきました。

コンテンツ東京自体は西展示場の1階と4階ですが、コンテンツ東京のために発行したパスを使って、同じ会社が開催する別の展示会にも参加できるということで、東展示場で開催されている「マーケティングWeek -夏-」も見てきました。

なお、南展示場でも同様にライブ・イベント系のEXPOも開催されていますが、東展示場を見ていたら時間が少なくなり、また南展示場は少し離れているため、今回は見送りに。

それでも、ほぼ半日にわたって西展示場と東展示場をうろうろしていたので、足へのダメージが大きく、疲労困憊。
日頃の運動不足が祟ります。

さてメインの西展示場、コンテンツ東京ですが、こちらも生成AIを活用するプロダクトが多い印象で、個人的に興味を引いたのは写真レタッチソフトの「Evoto AI」というもの。

レタッチ作業自体は従来からPhotoshopなどを使って対応できるものであるため、そのアウトプットには特段感動するものもありません。
しかし、驚くのはその過程。とにかく早い。そして簡単。
このような便利な道具を使うことで、クリエイターがクリエイティブに費やす時間を増やすことができるわけですから、やはり積極的に使っていくほうが賢いよね、というのが個人的なまとめです。

途中外にでて休んでいましたが、そのときに撮影したスズメ

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