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【vol. 8】裸足のワタシ

人ひとりに出会うと、自分の世界が尋常じゃない程に広がる。

昨日まで名前すら知らなかったあの人がワタシをワタシの知らない世界へと連れ出して、ランダムで、裸足のワタシを岐路に立たせる。終いには、振り返りもせず、スタスタ歩いて、視界の外へと消えて行く。

人生は文字どおり選択の連続。困っちゃうよ。

「悩むな悩むな」
「常に道はひとつ」
五城目の古本屋のおじさん、元気かなあ。

ケセラセラ。
枝分かれした何本もの道なんて本当はなくて、結局は一本しかない道を歩き続けているだけなのかもしれないね。そう思うと心がジュワーって。ちょっと楽になる。

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