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断捨離によって何を手放したいのか

断捨離スイッチが入り、ここ1か月ほどモノを手放している。
衣類、バッグ、小型家電、本、CD、楽器、食器、本棚など小さめのモノから少しずつ。
出来るだけ、中古品として買い取ってもらえるサービスを利用しようとこれらを整理していると、どうして必要のないものをこんなに持っていたのかと、これまでの自分の生活が甚だ疑問に思えてくる。買った当時は必要だったとしても、ライフスタイルの変化に伴い不要になったものはその時々で手放しておけばよかっただろうに。
家を引っ越すとモノを手放す良いきっかけになるけれど、同じ家に長期間住み続けているとどうしてもモノは増えてしまっていた。今回の断捨離は、今後モノを増やさないように生活するためのよい見直しになりそうだ。

まだまだモノが多く、手放せるモノはたくさんあるけれど、それでも手放すモノの整理をしていると、どうして今私はこんなに急ぐようにこれらを手放したいのだろう?と自分の心理状態が気になってくる。これらを手放すことによって、自分が抱えている精神的な何か、自分自身の生き方や考え方の何かを手放したいのだろうか。何かから逃れたいのだろうか。何かを変えたいのだろうか。

不要なモノを手放して、空いた空間に、モノではない別の何かが入ってくることを望んでいるのだろうか。そして空間が広く開けばそこに新たな何か、新しい人間関係とか暮らし方とか仕事とか、そういうものが入ってくるきっかけになるのだろうか。なるといい。

そして常にモノが少ない暮らし方に慣れていると、身軽な気持ちよさはあるだろうし、いろいろなコトやモノ、人に対する執着のようなものも手放せるのかもしれない。これも手放せるといい。まずは身軽になってみるのだ。

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