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異国情緒

時代も国も文化も考えも違う。けれど親しみ易さがあるのは、背景や装飾品の綿密な描き込みで凄くリアルが再現されているからなのか。
乙嫁とは、美しいお嫁さんの意味らしい。魅力溢れる女性がたくさん登場します。男達も素敵です。タイトル通り、女性(お嫁さん)にスポットを当てた漫画で、特に主人公のアミルは強くて逞しく、そして美しい。
中央アジアが舞台だが、街で都会的に暮らす村もあれば遊牧民も居たりで、色んな種族がいてそれぞれ異なった生活・文化がありとても興味深い。
お嫁さんなので結婚に関わる話も多く、その結婚に至るまでの過程や考えなど現代とはかなり違うので、そこも面白い。親が決めた人と結婚するなんて絶対嫌じゃんと思うけど、そんな中でも悪くないなあと思えるストーリーがあったり。ほっこりする話も多いです。♨️
『乙嫁語り』は連載中で現在13巻まで出てます。森 薫さんの前作であり代表作の『エマ』もオススメ!イギリスが舞台でクラシカルなメイドのエマが大変素敵です。
同じく、異文化交流をコミカルに描いたユペチカさんの『サトコとナダ』も読んでみてほしい。イスラム教が分かり易く解説されてたり、現地の女子事情がシュールで面白い。
異国のリアルってなかなか知れる機会がないので、外人の友達欲しいなーって👬


どんどはれ。

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