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3年目、目黒とカルチャー

一つ下の、会社の男の子と交際を始めた。
業務内容は違うけど、部長は一緒のまあまあ近しい相手。
部長主催の飲み会で初めて会って、ファッションの話で2人で盛り上がった。

飲み会のガヤガヤした雰囲気の流れで、彼とそういう雰囲気になって、交際を始めた。
同じ地方出身なのに、一つ下だからなのか、
彼は都内のおしゃれディナー界隈に詳しかった。
そして、行きたいお店をたくさんリストアップさていた。

手取り18万円くらいの2人が、毎週末2万円を超えるディナーをする週末がつづき、
私は彼が大好きだったし、都会で見つけた都会的なオアシスだった。
2人してぐでんぐでんになって乗る、東急東横線を愛していた。
京浜東北線ではなく、東急東横線が好きだった。
2人の未来をすぐ想像する私は、
学芸大学とかに一緒に住みたいな〜って思ってた。
毎週末バインミーを食べるのだ。

2人の何ヶ月かあとに、わたしの27歳の誕生日がきた。
彼と行った、おしゃれで洗練されたレストランのInstagramをつてに、私が行きたいお店を見つけた。
目黒はレストランkabi
宿は去年1人で行ったホテルclaska
相変わらず大好きなShinzoneのエンボス加工の白のノースリーブシャツにデニム。
おしゃれな彼とはデニムがよく似合った。

ヨロッコビールで乾杯して、
kabiのディナーを堪能して、
夜はキルフェボンのケーキの火を消した。

私は彼を愛していたのか、東京の楽しさを見せてくれた彼を愛していたのか、
どちらかは分からない。
どっちも彼を指すからいいかな。
彼のおかげで、初の真の?東京バースデーになったのであった。

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