見出し画像

生後6ヶ月での保育園 メリットとお付き合い

毎日生きていると、どっちが良いのかよくわからないなと思うことはたくさんありますよね。私たち夫婦は、子供を保育園に入れるタイミングがまさにそれでした。

生まれて6ヶ月で保育園に

早いタイミングで保育園に入れることについて、いろいろな考え方があるのは知っていました。
実際に奥さまのお義母さんからは「無理して早く復帰しなくてもいいんじゃない?」といった趣旨のことや、「なんだったら私が毎日預かるよ!」という力強いお言葉もいただきました。

それはそれでとても有難かったのですが、自分たちのキャリアや2人目のタイミングを考えると、現実的には奥さまの早期復帰がいいだろうという結論に。

運良く認可の小規模保育園に滑り込むことができ、9月に産まれた子供さんは、生後半年で保育園に通うことになりました。

親としては助かることも多く、それほど悪いことじゃないんじゃない?というのが今の実感です。

早くから保育園で良かったこと

簡単に、まとめてみると、良かったなと思うのは以下の3点です。

①プロに相談できる
②精神的な負担が少ない
③保育日誌

子供にとってどうか、というのはよくわからないのが正直なところですが、親ビギナーとしては本当に助けられました。

①プロが教えてくれる

経験のないことを自分の頭で考えて決断するというのは凄い労力が必要で、子供が2歳に近くなった今でも育児の大変さはこれが大半を占める印象です。

そういった時に、子供の健康や行動のプロである保育士さんに相談できる環境があったのは、本当に助かりました。

特に離乳食については、味付けから量、食材の進め方まで保育園の管理栄養士さんに相談でき、ほとんど悩むことが無かったのは大きなメリットだと感じています。

また、夫婦で意見が分かれることや判断に迷うことを相談すると客観的な意見がもらえたり、自分たちが気づいていない子供の特徴なども教えてくれるという面では、自分たちの視野を広げてくれるという側面もあると思います。

②精神的な負担が少ない

これはもう自明というか何というか当たり前なのですが、ものすごく精神的には楽だと思います。

病気のときなど、2〜3日ずっと子供と一緒に過ごすことがあるのですが、ずっと一緒に過ごしていると、やっぱりイライラすることもあるし、最後は本当にもうこちらがグッタリしてしまいます。。。

正直、仕事をしている時間が良い切替えになっていて、働いて子供を保育園に預けているから、子供といる時間はずっと子供に向き合えるという部分はけっこうある気がしています。
24時間子供と一緒でガチンコやってる方とか本当に尊敬します。超人です。。

③保育日誌

入るまでは知らなかったのですが、保育園では毎日保育士さんと保育日誌という交換日記を行います。

内容は、1日の出来事を保育士さんと親が半分ずつ記録するもので、食事、睡眠、排便のタイミングや機嫌の良さ、体温、食べたもの、1日の園や家での様子などで、手帳サイズの紙ですが、びっしり書くのでけっこう骨が折れます。

ただ、それだけしっかり書かれた毎日の記録は、子供の成長の記録そのもので、ページが増えていくのが単純に嬉しくて、5冊目に入った保育日誌はすっかり夫婦の宝物になっています。

また、奥さまや保育士さんのコメントで子供の意外な一面を知れたり、体調が悪いときに最近の生活リズムを振り返れたりと、実務面でも役立ちます。

万能ではない保育園

今までは良いことを書いてきましたが、それはどうなの?と思うことや、むむむ?と思うことも当然ありました。

例えば、私達は子供の卒乳はゆっくりで良いかなと考えていたのですが、保育園からの強力なプッシュがきっかけで、1歳過ぎで卒乳しました。これは今でも良かったのか分からず、たまに考えたりもしています。

また、子供服に対する要望もかなり多く、サイズが90〜100で安定した今でも、園からの要望で買い替えることが多々あったりします。

他にも細々したことはたくさんあるのですが、こういった考えが対立する場面は、たいていは園が「管理」の視点で判断をしているときに多いと感じています。
ただ、そもそも保育園は、日々目まぐるしく成長する乳幼児の集団を安全に管理するという目的で作られている以上、両親の意志とは異なる要求はどうしたって発生するのだと思います。

そういった保育園の制約も理解したうえで、それらの制約に対して、子供のために、自分たちはなにができるのかを考えていくのが一番ストレスのない付合い方なのかなーと考えています。

保育園 ぜんぜん悪くないです

というわけで、保育園に入れてみた感想としては、ぜんぜん悪くなかったです。むしろ保育料安すぎるので倍くらい払っても良いぐらい満足してます!

ただ、子供に合わない園もあったりするとは思います。そういうときに都市部ではなかなか入れないというのはやっぱりネックになると思うので、もっと気軽に、お年寄りが病院を選ぶぐらいに、保育園が選べるようになればいいなと思います。

30代半ばの男性です。 夫婦ふたりで働きながら、楽しく子育てをしています。 職業は、私も奥さまもコンサルタントです。 こども、家族、仕事などについて、考えたことを書いていこうと思っています。