51回目の富士登山 - 船津口を登る その3
ジャニ( @beajourneyman )です。富士山の登山道、船津口を登る第3弾です。かつての3合目、精進口と船津口の合流点からです。
富士山原始林を行く
青木ヶ原樹海がとても有名ですが、富士山原始林もまた国の天然記念物に指定されているそうです。標高1,900〜2,000mに分布するカラマツ林の天然林は樹齢は150〜200年だそうです。
富士箱根伊豆国立公園に属し、富士山原始林及び青木ヶ原樹海という名称で、国の天然記念物に指定されている。このほか国立公園の特別保護地区に指定されており、世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の富士山域に含まれる。 - wikipedia より
十字架のように折り重なる倒木。台風の影響だそうですが倒木は続きます。
鬱蒼と苔の絨毯が広がる深い森です。それまでの林道とは変わって細く深い登山道が楽しめる区間があります。
いくつか奥庭から3合目の手製の看板があり、登ってきた実感が湧いて来ます。
最後のお手製標識にて。いよいよ開けて来ました。もうすぐです。
奥庭から望む富士山
着きました。奥庭荘に向かって左の奥のに出ます。では、素晴らしい富士山の眺めをご覧ください。天狗岩
間近で見る富士山はとても懐かしく「帰ってきた」気分でした。来年は頂上まで登れるでしょうか…。
奥庭荘にて
林道歩きから6時間弱、目的地の奥庭荘に着きました。事前の調べでもある程度は覚悟していましたが、倒木の激しさは予想を遥かに超えていました。
もう11月ということでコケモモアイスはなく、天然コケモモジュースをいただきました。最後に楽しんだのはいつか忘れるほど懐かしい味でした。
さて、お待ちかねのうどんです。そばのように見えるのはごぼうです。山菜うどんもシーズン終了スペシャルな盛り合わせで、疲れた体に染み渡りました。次回はゆっくり味わいたいところです。
ごちそうさまです。また、来ます。
富士山駅行きハイキングバス最終
奥庭から数百mの最後の上りは、非常に高い傾斜で6時間あまり山行した足腰にはなかなか堪える場所です。
無事、バス停に着きました。最終出発の1分前でした。秋の高い雲と麓の雲海が見事でした。
16:03奥庭発の終バスに乗り込み、今回の山行は終了です。3合目からのハイキングがポピュラーな理由も実際に歩いてわかりました。こんなツアーもあるようです。
もし、ご自身で行かれる方は、3合目まで自家用車で上がり、お昼過ぎに奥庭でゆっくり昼食をとって、お中道の御庭を散策したり、雲海を眺めて以下の終バスに乗って3合目に戻り車をピックアップするのが余裕もあって良いルートだと感じました。富士スバルラインの閉門まで少し時間があるので、4合目の大沢展望台まで車で行って締めるコトもできます。ご参考まで。
https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/14/#section1-5
次回noteは、麓での骨休めを交えたまとめ編を予定しています。ご覧いただきありがとうございます。
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