【MIGTA】GTAのRP鯖にハマった人の話
2023年、私はストグラというコンテンツにハマっていた。きっかけは推しである。推しがストグラというものをやると言うので、杞憂民として見始めたのが始まりだった。
『スト鯖』……ストリーマー鯖という概念は2023年頃からプロのストリーマーから一般市民、底辺配信者に広まった。スト鯖に憧れた人々が気軽に鯖を立てては人間関係やパワーバランスによるトラブルで配信を引退していく姿を見て、私は無名の配信者の鯖ほど怖いものはないと思っていた。
どうせストグラも同じような物だろうと最初は期待していなかった。
ただの馴れ合いなんだろうと。推しに何かあったら困るから正直深入りはしたくなかった。
視聴してからは沼だった。
ストグラはストリーマー鯖ではあったが、ストグラの「スト」はストリーマーでは無かった。住民は一人ひとり「ストーリー」を持っていた。
ストグラは生きているTRPGだった。住民がある程度数字を持っているストリーマー故に気遣いが出来ていて、各視点を切り抜き動画で見て回るのが楽しくて仕方なかった。
（気遣いが出来ているかは個人的な感想です）
半年、配信者を追い続け、GTAのRP鯖というものを理解した頃、登録しているSNSに「GTA」の鯖があることを知った。
それがMIGTAだった。
MIGTAはMisskey.ioというSNSの住民が入れるGTAのRP鯖で、当時はストグラのように配信で数字を持っていなくても、Misskeyのアカウントがあれば入れる鯖だった。
（現在の参加条件やルールは自分で調べてください）
まず無名の底辺配信者である私はそこに魅力を感じた。
昔から、推しの配信に出てきたゲームでただ歩きたいがためにARKをプレイしたり、人狼ゲームが下手なのに雪山人狼をプレイしたりしてきた。
推しの視点でゲームが出来るチャンスがそこにはあった。
2024年１月、MIGTAに上陸。
私は朽茸サイコ（くちだけさいこ）になった。
口だけサイコパスで朽茸サイコだ。名前をつけた頃はサイコパスなことをするぞーと意気込んでいた。
基本的にゲームが下手なので、ロールプレイやファーム等で人に差をつけないと、GTAの世界で安全に暮らすことは出来ないと思い、初手で素材集めの旅に出ることにした。リサイクルセンターまで徒歩で行くという強行に出たのは車の運転が死ぬほど下手だったからであり、別に変わったことがしたかったわけではなかったが、これはこれでサイコっぽくて良いと思った。
そして現在８月末。なんていうか色々あった。色々ありすぎてというか生活の一部としてGTAの鯖にいることが当たり前になった結果配信頻度落ちたりやっても寝落ちしたり。今年の半分はGTAだった。
元々メンヘラ生活ですり減っているリアルを犠牲にした結果、車や人間関係、職等、ゲーム内で手に入れられるものを手に入れた私。
やることはストグラやVCRを見た上で決めていたからずっと続けられた。
MIGTAを始めて良かったこと
①人と話すことが出来た
私は普段人と話さない。３日連続で人と話すと調子が狂ってしまう。故に通話だとかコラボ配信だとか人と関わることを避けていたのだけど、数年間ニコ生でリスナー（文字）相手にずっと喋ってた人間が今年に入って他人の声を配信に載せるという快挙を達成。
②リスナーの新規参入
生放送を長い事続けて行くときに壁になるのは数字だろう。数字の多さだったら解決方法はいくらでもある。だけれど、冠婚葬祭就職進学、常連の減少はどうしても避けられない。配信者は常に新陳代謝、新規の常連リスナーの獲得が課題になる。
私はMIGTAを始めることにより、GTAのRP鯖というゲームジャンルの流行りに乗り、登録者数を伸ばすことが出来た。Misskeyのお陰でTwitchの登録者数が50人になった。まあ収益化には平均視聴者数とか色々があるんだけど。一歩を踏み出せたという意味ではプラス。
③聖地巡礼が出来た
どこまで行ってもファンなので、これが一番大きかった。MIGTAは基本的にドンパチをするというよりはセカンドライフ的な感じなので、比較的犯罪現場に出くわすことが少なく、GTA内を平和に回れたのが良かった。
（ドンパチが好きな人は刺激が足りず他の街へ行ったが）
たぶん推しみたいに街を歩きたい、ご飯を食べたりしたい、雰囲気だけ楽しんで帰りたいって人は合ってると思う。
自分は最初のうちはそれがメインで、ストグラで言うところのツイックス、こちらで言うところのBirdyというものによく写真を乗せていた。
これからこの街に来たい人へ（2024/09/01）
今MIGTAは
『Misskey.ioにてNew User/Super New Userが付与されていないこと』
が条件になっています。
GTAより先にMisskeyの世界にハマってみることをおすすめします。
入れるか入れないかはにゃんぷっぷーを信じましょう。
他に書きたいこと、MIGTA内のエピソードはいつかまた書くかもししれない。
オチを書くのが苦手なのでここで終わります。
サポートするとヒキニート生活が少しだけマシになる。