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#16_【スタディツアー】対馬の生態系

先日、とある学校の先生から「教育旅行の提案をしても良いよ」というお話をいただき、連休前にオンラインで対馬の紹介をしました。
こういうことができる世の中になったんですよね。

対馬の魅力は多岐にわたりますので、5分で矢継ぎ早に大量の写真にツッコミを入れるスタイルで紹介したため、少しでも伝わっただろうかと気になっていましたが、あと一息で催行できそうな人数になりそうだというお話をいただきました。良いご報告ができるよう頑張りたいと思います。

さて、ちょうど昨日「対馬でインバウンド観光の研究をしてみませんか」という記事を上げましたが、ここ数年、観光で地域の課題解決ができないかというテーマのもと、調査・研究やスタディツアーのご提案をしておりますが、改めて対馬でどのようなツアーができるか、ご紹介したいと思います。

第1回目は、対馬の生態系保全です。

対馬は、日本列島と大陸のはざまにあり、大陸系、日本本土系、そして固有種と多様なルーツをもつ生き物たちが、独特な生態系を織りなしています。
なぜそのような生態系ができあがったのか、人間の暮らしが変化したにより動植物の分布にどのような影響が及んだのか、そしてツシマヤマネコをはじめとした絶滅危惧種の保全やツマアカスズメバチなどの外来種の駆除といった取り組みを紹介し、野生生物とそこで暮らす人間との関係について考えます。

【ツシマヤマネコの足跡】
【ニホンミツバチの養蜂(採蜜)】
【ツマアカスズメバチ(外来種)の女王を捕獲するトラップの設置】
【ツシマウラボシシジミ】
【ツシマウラボシシジミのエサとなる草の植栽】
【植栽していない場所(柵の左側)とした場所(柵の右側)】
【原始林が残る白嶽】
【動物検疫所の広報活動】

難しい言葉を並べてしまいましたが、実際私もそんなに詳しくありませんので、ツシマヤマネコがカワイイ、図鑑に対馬でしか生息しないムシと書いてあったので見たい、そんなきっかけでもまったく問題ありません。
逆に、研究者や専門家の方々も、そのようなきっかけから勉強し、いまの仕事に就いているという方が多いので、現地の専門家をご紹介する際に、好奇心のカタマリみたいな方がお越しいただくほうが喜ばれる気がします。

対馬は、様々なルーツの動植物がおり、外来種の問題とも隣り合わせということで、扱えるテーマが多岐にわたりますが、お客様のご要望を伺いながら、それにかなう行程を作ってまいります。
弊社ホームページから、お気軽にお問い合わせください。

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