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やはり結局広告とメディア野郎だった。

2020/12/11に、音声メディア関連の何でも屋、Tune in Inc.という会社を設立しました。

・これから音声メディアへの参入を考えている配信者のサポート
・盛り上がりを見せる音声メディアへの広告出稿を検討している広告主のサポート
・さらに事業を伸ばしたい音声メディア事業者の方々のサポート

を、事業にしていきます。

ここ5年で25倍以上にも市場規模が拡大されると言われているデジタル音声広告市場。

今、プラットフォーム側も、配信者側も急速に参入するプレイヤーが増え、盛り上がっています。

2005年に新卒で広告代理店に入社した私は、「5年以内に絶対に別の場所に異動する」という説明を信じ、それなら入社年次が若くても、部署の人数が少なく、早くから裁量を持たせてもらえると思い、ラジオ媒体を専門に扱う部署に希望を出し、無事に配属頂きました。
そして結局異動せず、10年以上、音声メディアのセールスに関わることになりました。

ラジオは、媒体力ではテレビには全く及ばないので、売るための工夫、企画力、そして広告枠だけでなくイベントや販促など他の手段と組み合わせて売る必要があるので、そこを経験できるのも、個人的な魅力の必要でした。

一方で2004年に、ラジオは4マス媒体の中で、初めてインターネットに広告費で抜かれ、160人近くいた同期の中でラジオ配属はたった2人。。。
全社の中でも、1%に満たない人しか配属されない、決してメインストリームではない部署。
肩身の狭い思いを感じたことも、多々ありました。

でも、やっぱり楽しかった。

音と声しかないのに、本当に面白いコンテンツを生み出していく演者の方々との出会いや、
リスナーの生活に必要な情報を発信し続けるパーソナリティ、
そして大きな災害が起きても、リスナーの方々に放送を届けようと奮闘する制作スタッフ。

そして、おこがましいかも知れないけど、そこは広告収入があるから、放送が続けられる。

なので、広告セールスを通じて、ラジオというメディアを文化を、一緒になって作り、育てていけたと思っている。

そして、広告も、単なる収益源ではなく、メディアとともに育つ、文化だとも思っている。

音声メディアも、プラットフォーマーはビジネスだ。

いくら聞く人が増えても、配信者が増えても、最終的に収益が上がらなければ、事業は成り立たない。

もちろんリスナーから直接課金する形もあるだろう。

けど、やはり広告があっても良いな。
いや、あって欲しいな。

リスナーにも配信者にも広告主にも喜ばれる、
音声メディアの形。

その新しい形を作り、
音声メディアが盛り上がっていく
一助に自分もなれると嬉しい。

少し離れてたけど、やはり自分は結局広告とメディア野郎だった。

さぁ時代にTune inしていこう。

Tune in Inc.
代表 村上正大

お問い合わせ
info@tune-in-inc.com

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