弁理士業界がひそかにザワザワしている話

弁理士業界がひそかにザワザワしているのです。いい意味で。

なぜなら、近々弁理士を題材にしたドラマがはじまるため。

なにせ弁理士をしていると答えると、
「え?便利屋?」や「ええ?弁護士??」
などと言われてしまうほど、ほとんど知名度のない弁理士職。。。

実は弁理士を題材にしたドラマというのは業界の人間にとっては悲願だったりもします(そう思っているのは私だけの可能性もありますが。)

この記事を開いていただいた方も、弁理士って何?と思った方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

私は、このドラマを機に知名度が少しでも上がることを願っております。

(引用:https://www.ntv.co.jp/sorepaku/)

でも、どうしてこんなに弁理士は知名度が低いのでしょうか。
私なりに考えてみました。
以下の3つくらいに集約されるかなと思います。

(1)日常生活で弁理士にお世話になることがない
例えば、法律関係で困ったら弁護士さん、病気にかかったらお医者さん、髪を切ってもらうときは美容師さんなど、国家資格を有する方に頼るシーンは日常生活でたくさんあります。

ただ、そこに弁理士が出てこない

日常生活で、「あ、特許とろう」「よし、商標とろう」とは基本的にはならないですもんね。

最近では、副業でオンラインショップをはじめるため、商標登録しようという方は増えてきた印象ではありますが、それでもそういう方は圧倒的少数派です。

(2)弁理士サービスは基本的にはtoBサービスである
弁護士さん・お医者さんは、一般の方でも利用することがそこそこあるサービス。でも、やはり弁理士サービスは利用しない。

弁理士は基本企業が利用するサービスであり、個人が利用するのはややハードルが高いですかね。
それは弁理士側の認識も同じで、個人の方からご依頼があると、「おっ。」と感じます。

(3)弁理士を題材にした作品は作りにくい
ドラマ・漫画はやっぱり何らかの「事件」などが欲しい。

弁護士や医者だと何かと「事件」は作りやすい。
しかし、弁理士はあまりその「事件」は作りにくいのかも。。。

早くドラマを見たいところですが、このように弁理士が題材となったドラマや漫画などがどんどん生み出されるといいですね!

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