遺書§24 2023/11/02 23:07

11/03 23:07
どうしようもなく湧き上がってくる感情がある
死にたいとか死にたいとか死にたいとか
そんな一辺倒でつまらない人生なんだね
って笑ってくれればいいの
いつか笑えない日が来るから
そういえば貴女に宛てた手紙を書こうと思うの
封筒に名前だけ書いて
中身はぎっしりの愛だの憎悪だのすきだのきらいだの
セックスがしたいだの眼鏡が愛おしいだの
その愛おしい眼鏡でまた今日もオカズを探していることも
貴女がいなければ私の人生ではないことも
そうでなくては私が生きてはいかれないことも
もう一度話したいだのまた奢ってほしいだの
すきだのすきだのすきだの
でも一年の内に何股でもしていただろうし
それだけは救えない
私にはそれに対して何と言っていいのか
それは分からない
私は健全だと思うのだ
貴女がいなくなってしまって
全て厭になった
貴女を葬ったのは私だというのに
そんな身勝手をまた「かわいい」とか「らしい」とか
笑ってくれないか
絵を描こうと思うのだ
私の中にしかないのに
どこかで見たことのあるような
デジャヴュの強烈なのをお見舞いするの
私の人生は誰かを傷つけるためにあるのだろう
そのためでなくては何も楽しくないのは
貴女がそばにいてくれないから
傍若無人に振舞って見せて
人目に触れて
いつか貴女に再開するの
ばかげてることだし
今はだいぶ心が落ち込んでいて何もしたくない
鞭を打って
それで何とか生きています
貴女は飴なので
私の人生の最期にとっておきの
そんな素晴らしい私の恒星になってくれはしまいか
貴女はもう社会人をやって
やつれたりでもしていませんか？
ご飯はちゃんと食べれていますか？
寒かったり暑かったりするけど
私がいない方が貴女の為？
風邪は私から？
そんな思い上がりをいつまで？
貴女が私の為に苦しんでくれたら
どんなにうれしいか
好きでは済まされない悪口を許してほしいの
貴女は私のマリアだから
その海のように深く広い心で
また私を受け止めて
貴女の住所を知らないことが救いでもあるのかもしれません
どうしても会えないなら
あの世にカウチを用意してもらって
そこで踊ろうよ
何時までも若い肉体のままで
セックスに耽って
貴女の涙を
私に飲ませて
それで
これから後のことは分かっています
私はおそらく死にます
いいんです
私は貴女のために死ねたら
それで本望なのです
貴女はそれで心置きなく何も気にせず
どうでもいい腐れ縁を捨てて
いやもうそんなもの既に存在しないのだろうけれど
だけどこれが貴女のためになるなら
私は喜んで死んで
あの世でセックスに耽ります
 
それでも最後にもう一度だけ笑顔が見たいのです