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「中小企業の動画活用 3つのポイント」など、地方のネット活用に役立つ記事をピックアップ #137

地方や中小企業の情報発信に役立つ記事をピックアップして紹介しています。みなさんの仕事の現場でお役立てください

今回は以下の4本です



中小企業の動画活用、3つのポイント

かつて動画と言うと、会社紹介ビデオのように渾身の一本を作って公開するということが主流でしたが、今やスマホを利用して数多くの動画を作成して公開していく時代になっています。この記事との関係では、中小企業において3つのポイントがあります。

1つ目は、動画を作る側の環境変化。動画を作成するのに高価なビデオカメラではなくスマホで十分になってしまいました。つまり、特別な機材がないから作れなののではなく、すでにスタッフ全員が手元に十分な機材を持っているということです。全員が撮影可能という、恐ろしい時代になっています。

2つ目は、受け手側の変化。丁寧に作りこれまた動画をじっくりと見るというスタイルではなく、「動画は消費されるもの」に変わりました。特に顕著なのが縦動画(短編動画)です。見る側は、数秒見て興味がなければ次の動画へと、次々と渡り歩きます。

我々の頭の中には、動画の方が写真よりも価値が高いというような認識がありますが、インスタグラムでもTikTokでもYouTube Shorts でも、そこで行われている行為は動画と写真との価値の違いはなく、いずれもただただ消費されていくだけです。逆に言えば、動画を作る側は「渾身の一本」を作る必要はなく、思うがままに動画を公開していくことが許される環境でもある、ということです。そこに戦略や検証などは必要ではありますが、動画を公開していくことに対する躊躇は不要です。また、自社サイトに情報を出しているだけでなく、出会いたいターゲットがそのSNSの場に集っているのなら、そこに動画と言う形で情報を出していくことが必要になってきます。
(もちろん、出さないという戦略もあり)


3つ目は、この記事に出てくる「プロモーション」という言葉。プロモーションは特定のキャンペーンや商品販売・広告展開という枠組みですので、記事のように「プロモーション動画」と表現してしまうと、今起きている中小企業と動画の関係がものすごく限定的になってしまいます。今、起きていることは、プロモーション(広告)のために動画を公開しているのではなく、会社の中身や考え方をそのまま見せるための手段として使われています。

スタッフが3人のような小さな企業にとって、動画がその会社の「顔」になります。どんな雰囲気で仕事をしてるのか、何を大切にしてるのか、そういう部分を露骨に見せることで、顧客に対して「この会社は信頼できる」や「この会社の価値観が自分に合ってる」と思ってもらうことができます。動画は「広告」というよりも、「会社そのものを見せる窓」になっていて、それを通してお客さんとの距離を縮める「コミュケーションの場」になっているということです。
ですので、実は、この記事の「動画プロモーション」という言葉に少し違和感もあります…(^^;

とはいえ、中小企業の動画作成のポイントをうまく紹介してくれていますので、ぜひご覧になってみてください。Check it!


YouTubeはSNS?

YouTubeをSNSと認識する割合が世代によって大きく異なることが紹介されています。
私は、10代はYoTubeをSNSだと認識して接しているということが、具体的にどのような影響をもたらしているのかに興味があります。
おもしろい調査結果ですので、どうぞご覧ください。Check it!


「回答エンジン」 Perplexity AIの挑戦

自らを「回答エンジン」と表現するPerplexity。GoogleのAI検索と基本的な考え方がどのように違うのかを解説してくれている記事です。
AI技術の未来を知りたい方はぜひご覧ください。Check it!


Google AIとオーガニック検索結果の重複率

GoogleのAI検索の結果(引用元として提示されるサイト)が、オーガニック検索(いわゆる 従来スタイルの検索結果)とほぼ同等になっているとのこと。
ご興味ある方は、英語の記事ですので翻訳機能を利用してご覧ください。Check it!

次回をお楽しみに!