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「労働」と「仕事」


昨日、有料老人ホームへ働きに出た

看護師の方はみんないい人達で
ホントに行く先行く先、人に恵まれてるなぁーと
ありがたい限りなのだけど

驚いたのは介護士の人たち


どうやら最近入れ替わりが激しく
入ったばかりの人も多いという


だがそれにしても無資格無経験で
介護士って働けてしまうんだというのが
一番びっくりだったしもはや日本語通じないような
外国籍の方もいたりして
差別をしたくはないけど、日本語分からない中で
遅刻も常習犯で雨が降ったら来ないとか
ありえないでしょってゆう(笑)



ほんと笑っちゃうレベルで
色んな人がいて。笑



でもそこで感じたのは同じ"介護士"という
仕事でも
前に勤めていた特別養護老人ホームの介護さん達は
利用者さんへの思いやりとか愛とか
周りのスタッフへの気配りとか
ちゃんと"仕事"として働いていた


だけど今回行った有料老人ホームの
介護さん達はTHE"労働"という人たちだった



ある本にこう書いてあった
「仕事」と「労働」と「遊び」の境界線

「仕事」とは誰かの願い(ニーズ)を叶えるために、
自分が出来る限りの価値を提供する事で、
「労働」とは体を使って働くこと、特に収入を得る目的で、
体や知能を使って働く事を指す、という。



「仕事がつまらない」という人の言う仕事は
実は「労働」で、
「プライベートと仕事を分けたい」
「オン、オフをきっちり分けたい」という人の
仕事も実は「労働」らしい


趣味はなんですか?と言われて
例えば料理や家庭菜園が趣味だとしよう

今の時代では趣味と捉えられるそれが
何百年も前の人からしたら
野菜を育てて料理を作るという行為は
「労働」だったのだ



例え同じ仕事だとしても
労働として働かされている人の
「目」や「言動」「行動」「表情」と
目の前の人に価値を提供するという意味で
仕事として働いている人の
「目」や「言動」「行動」「表情」は
全く違う



労働で働いてる人に自分のばあちゃんとか
見られたくないな、と心から思う
そんな施設に自分の家族をいれたくないな、と思う



自分がそう思うように、別な人の立場に立ってみると
見えてくる感情は様々あると思うので
昨日見た介護士さん達を悪く言いたいというよりも
反面教師で自分は仕事として働いていきたいなと
感じさせられました




おしまい

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