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自己PR動画(実践編)

自己PR動画はアナウンサーの仕事そのもの

自己PR動画の提出を就活生に求める企業がアナウンサー以外でも増えています。しかし一般企業とアナウンサー試験で求められる自己PR動画は似て非なるものです。

履歴書や写真だけではわからない人柄や雰囲気を見ることは変わりませんが、仕事の性格上、画面を通して見たあなたが、アナウンサーとしてイメージできるかという部分も大切になります。

単に一緒に働きたい好印象の人物だなと思われるだけでは不十分で、テレビの視聴者にも好印象を与えられるような話し方や雰囲気を動画内で出していく必要があります。

自己PR動画は第一印象が重要!

30秒~1分程度の自己PR動画では、話している内容以上に、表情や声のトーンなどが大事で、それらの要素があなたに対する印象を大きく左右します。
元気にはきはきと明るい出だしを心がけましょう。そして明らかに丸暗記しているのがわかる棒読みではなく、自然な話し方で相手に伝えようという話し方を目指しましょう。
また動画は、直接会って話したときよりも、表情も声の勢いも、2、3割減で映ります。これは実際にアナウンサーになってテレビに出たときに誰もが感じるところです。
撮影するときは少し恥ずかしいかもしれませんが、いつもより少しテンションを高めて、張りのある声ではきはきと話すくらいが、動画になったときにちょうどいいです。

服装は清潔感を意識

服装は会社から指定がない限りは、私服でもスーツでもかまいません。あなたに一番似合う服装や、話の内容にあった服装にしましょう。

また身だしなみを整えるときは、鏡だけでなくカメラを通した見え方も確認し、面接官に清潔感がある人物だと印象づけましょう。鏡では気が付かなくても、カメラを通すと服のシワが目立っていたり、着ている服によって顔色が悪く見えたりする場合もあります。

表情が見えるように

自己PR動画の短い時間の中で面接官に好印象を与えるには、表情がとても大切です。せっかく良い笑顔を撮影出来ても、髪型に隠れては伝わりにくくなってしまいます。

特にアナウンサー試験の自己PR動画においては、あなたの「顔」の全体がはっきり見えるかどうかはとても重要です。前髪を分けたり、顔周りに髪がかからないように結んだりして、面接官に表情が満遍なく見えるようにしましょう。

フリップや小道具を使うのも手

動画に対する指定が会社側から特になければ、フリップや小道具を使ってアピールすることも可能です。画用紙に書いたり、部活のユニフォーム姿、獲得したトロフィーなどとともに撮影する学生も多いです。

ただアナウンサー用就活動画では、一般企業に提出する自己PR動画よりも、一歩進んだグッズの使い方をした方が、あなたの評価はアップします。簡単に言えばテレビ的な手法です。


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