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自己PR動画(撮影編)

自己PR動画をきれいに撮るコツ

自己PR動画は室内で撮影するのが一般的です。ただ室内でも、音の反響や背景、光の当たり方に注意しないとマイナスな印象に繋がってしまう場合があります。

逆に屋外は、自然光で条件さえ整えばいい映り方になります(もちろん室内でも工夫すれば大丈夫です)。また、開放感と緊張感があわさって、自然と生き生きとした話し方になっている印象も過去の動画から受けます。
ここでは動画を撮影する際に誰でもできる注意点をご紹介します。

1.静かなところで撮影する

まず自分の声のみがくっきりと録音される場所を選びましょう。

自己PR動画は、あなたの声を聴かせるための動画です。あなたが話している最中に救急車のサイレンが聞こえてきたら、カラスの鳴き声が聞こえてきたら、どうしてもあなたの話への集中度が下がります。

室内ならエアコンの音や近所の公園から聞こえる子供の声、トラックが通った音、またホールで話すときのような変な反響音がないかなど確認しましょう。

屋外でも、交通の音はもちろん、風の音や鳥の鳴き声などの自然音、反響する場所もあります。撮った動画を1度自身で確認し、気になる雑音が入っていた場合は撮り直しましょう。

またスマホについているマイクでは不十分な場合もあります。あまりに周囲の雑音を拾ってしまうなと思った場合は、外部に取り付けるマイクの購入も検討してみてもいいかもしれません。

2.背景は白や明るいグレーが基本

動画を撮るときの背景は、実はとても重要です。といっても、白や明るいグレーの壁ならば問題ありません。

自宅で撮るとなかなか無地の場所を見つけるのが難しいかもしれませんが、ポイントは自分が話す背景に気になるものが映っていないこと。

「静かなところで撮影する」でも触れたように、あなたを評価するための自己PR動画なので、あなたが話す後ろに気になるものがあると、どうしてもそちらに目がいってしまいます。

過去に実際にあった例では、話している後ろに本棚があり、そのタイトルがどうしても目に留まってしまい、肝心のトークの部分に集中できなかったり。また丸い大きな時計があり、その秒針の音も気になりますし、撮影している時刻はこの時間なんだなという、やはり意識があなたのしゃべりとは違う方向に向かってしまうということがありました。

もし部屋の中で白や明るいグレーを背景に出来る場所がないときは、大きめの模造紙を購入して、それを貼って撮影するのもひとつの手です。また、大学や学校の教室、レンタル会議室などを借りることも検討してみてください。

3.柔らかな自然光を入れる

カメラ映りをいいものにするには、照明が重要です。部屋全体が暗いと、まず第一に顔が見えづらいですし、その人の印象も暗いほうへ引っ張られてしまいます。

一番のおすすめは、自然光が入る場所での撮影です。ただ光が強すぎたりすると逆効果の場合もありますので、確認しながら撮影してみましょう。。
もし、昼間の撮影や、自然光を取り入れることが難しいようであれば、ライトを使用してもキレイに撮ることが出来ます。

最近、YouTuber や Live配信者などが使うLEDリングライトを使うと、顔映りが一変します。リングライトは様々なサイズのものがありますが一人で使うのならば6インチまたは8インチで十分です。三脚の大きさの違いやクリップ式など様々あります。そして大体3色モード(白色、暖色、混合色)と、明るさを変えられるようになっています。

4.スマホでの撮影は横向きが基本

撮影に使うカメラは、今は性能も非常によくなっているので、普段使っているスマホで充分です。スマホのカメラは指定がない限り基本は横向きで撮影しましょう。

もちろん一眼レフカメラを持っていれば、高性能マイクを取り付けて撮影することも可能ですし、クオリティもより上がると思います。
スマホは特にですが、手持ちでの撮影は避けましょう。映像がぶれる可能性が高いため、三脚やスマホスタンドなどを使って固定して撮影しましょう。

5.画角はテレビのニュース番組などを参考に

カメラの画角は、バストショット(胸あたりから頭の先まで)か、ミディアムショット(腰あたりから頭の先まで入ったサイズ)が多いですが、アナウンサーの自己PR動画の場合、全身のショットや、歩きながらという指定も時にあります。

撮りなれていないと頭の上にどれくらい隙間をつくったらいいかなど悩むと思いますが、実際のテレビ番組などを参考に、どんなサイズでアナウンサーが撮影されているかを研究してから撮影すれば間違いはないでしょう。

6.目線は正面かやや上ぎみ

動画を作成する際に気を付けたいのが目線です。目線が下がっていると、少し暗い印象に見えます。正面かやや上気味になるようにカメラの位置を調整しましょう。机にスマホを置いて撮るなどの場合は、台などを使ってやや高い位置にカメラを持ってきた方が「正面」の画になります。

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