見出し画像

#今日の学び No.29「独学大全①」

どうも!Anbyです。
そうなんですよ。実は「独学大全」買ってしまいましたよ。今人気の本なんですけど、簡単に言うと「学ぶ」ことに対する辞書みたいなものです。この本を読んでいるのですが、そのアウトプットが今回の内容になります。

さて、前回は「ZOP」について書かせてもらいました。まだお読みでない方は下から飛んで読んでみてくださいね。では、今日も参りましょう!

1.独学大全とは?

とはいえ、まずは「独学大全」についてお話しましょう。

もうすでに手に取っている方もいるかもしれませんが、著書は「読書猿」という方です。ブロガーなようで、「読書猿 Classic」を運営しています。彼は元々読書が大の苦手だったそうですが、自信の苦手克服と学びの共有を兼ねてインターネットでのメルマガの配信を始め、そこから様々な知に触れ今も独学に励んでいます。

最近ネットで見かけるようになったこの「独学大全」ですが、それもそのはず、第1刷発行は2020年9月28日なのです。約1か月前ですね。元々ブログで、その界隈では人気だったようですが、今回「独学大全」という形で本が発売されました。

私自身、ネットで見かけていて気になっていたのですが、たまたま書店で発見し思わず手に取りましたね。そして買いました。

まず初めに思ったのは、「あ、思ったより分厚いな」です。写真などはネットで見たことがあるのですが、表紙だけだったので厚さまでは分かりませんでした。普通の本レベルだと勝手に思っていたのですが、実際に見てみるとかなり分厚いです。国語辞典並みの厚さです。普通に辞書ですね。下に参考までに実際の写真を載せておきますね。

画像1

画像2

そしてその場でパラパラとめくってみたのですが、中々しっかりした構成になっています。「学び」を深める上で、前提となる重要なものから順に話しが進んでいき、進むにつれてより具体的な技法を学ぶことができる仕組みになっていました。よくできていますね…実際に本を見てみたら分かるので、手元にない方は、是非手に入れて一度見てみてください!

そして、前提として「独学」とは何かについて少し触れておこうと思います。ここでいう独学とは、誰からも強制・指図されていないのに自ら学びに飛び込もうとすること、です。こういう表現は好きではありませんが、所謂「意識が高い」ことを指したりますね。

2.技法1 学びの動機付けマップ

というわけで、早速中身の話に入っていきましょう。細かく説明しちゃうと、ネタバレになってしまうかもしれないので、程々にしたいと思います。

まずこの技法に関してですが、この「独学大全」には全部で55の学びのための技法があります。今回はこのうちの1つ目の「学びの動機付けマップ」に関して書こうと思います。

学びの動機付けマップは、<学びの始まり>に立ち戻り、そこから現在に繋がる影響を繰り返し語り直すことで、学びの意欲と意志を育てメンテナンスする技法である。

独学大全」の抜粋です。この技法の説明は全部この文章に凝縮されています。一般に、独学で挑戦しようと、途中で挫折し諦めるだろう、と認識されています。それは間違いのないことです。避けては通れない道なのです。ですが、それでも再び学ぼうとする人がいます。一体何がその人をそこまで駆り立てるのでしょうか。

それが「学びの意欲と意志」です。独学はいつでも始めることができますが、いつでも辞めることができます。挫折してもなお立ち上がるには意志の強さが必要です。

著者である読書猿は、この意志の強さに関して以下のように語っています。

意志の強さとは、決して揺るがない心に宿るのではなく、弱い心を持ちながら、そのことに抗い続ける者として自己を紡ぎ出し、織り上げようという繰り返しの中に生まれるのだ。

つまり、始めから堅く揺るがない意志を持たなければ「学びの意欲と意志」を保つことはできないということではないということですね。人は挫折し乗り越えて成長していく。それは人間性だけに当てはまるものではなく、学びにも同じことが言えるのです。学びも自分と共に成長していくのです。

では、学びの意欲と意志を育てメンテナンスするにはどうしたらいいのか?そのための技法が「学びの動機付けマップ」ということになるのですね。なぜ学ぶのか、に始まり、それが自己にもたらした影響を書きだし、評価を行う、これを繰り返すだけです。

大事なのは、「書き出す」こと。これにより。目に見えて表現するため、情報が整理され、自身をより深く見つめ直すことができます。このマップを作成することで、<学びの始まり>に立ち戻り、また「学びの意欲と意志」を成長させることに繋がるのです。

3.最後に

これから、「読書大全」で学んだことについてアウトプットしていこうと思います。よろしくお願いしますね。皆さんがもし、絶対に「学ぶこと」を諦めたくないと思っているのなら、この「読書大全」、是非読んでみてくださいね!

今回の内容は以上になります!ここまでお読みいただきありがとうございました!続きをお楽しみに!ではまた…

引用・参考文献
独学大全,読書猿,ダイヤモンド社
https://www.diamond.co.jp/book/9784478108536.html

第31号

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?