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#コーチングスキル:コーチングスキルに関しての言語化

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傾聴、承認、フィードバックなど、いわゆるコーチングスキルに関して、体験談を交えながら言語化
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2024年4月の記事一覧

自分を認めている理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフを認めることもできる

自己理解、他者理解、多様性、よく聞く言葉。 傾聴、承認、フィードバック、これらの言葉も、リーダーとしてマネジメントに関して調べていくと、よく聞く言葉。 私も、2016年からマネジメントスキルの一環としてコーチングを学ぶ中で、 上記の言葉には、たくさん触れてきた。 〜〜〜 当初、思っていたのが、 「他者理解をすれば、いいんでしょ。」 「多様性を理解すれば、大丈夫でしょ。」 「とりあえず、傾聴すれば。」 「まずは、承認しておこう。」 と、まずは、スキルを使おう

多角的に物事をみれる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの視野を広げるサポートができる

私は、ハナミズキが咲き始めるこの季節になると、いつも思い出すエピソードがある。 それは、もう、10年ぐらい前に、とある人の自宅に伺っていて、 「山田さん、ちょっと、こっち(2階へ上がる階段を指差して)に来てよ。」 と声をかけていただく。 〜〜〜 階段を上がり、2階に行き、その方は、次に窓を指差して、 「ハナミズキを見てごらん。」 と続ける。 そうすると、道沿いに満開に咲いたハナミズキが見えた。 あまりの綺麗さに、 「うわぁ〜、凄い綺麗ですね!」 と、私が

コーチングプラットフォームの講座でサブファシリテーターとしてデビューしました

今回、所属するコーチングスクールの、一般社団法人コーチングプラットフォームの講座で初のコファシリ(サブファシリテーター)を務めさせていただきました。 コーチングプラットフォームの皆さんに、サポートをいただき、私らしく笑顔で、楽しく行えました。 サポートしてくださった、皆さんに、心から感謝です! 本当にありがとうございました! ~~~ コファシリ初チャレンジということで、 「守破離」 の”守”を意識しました。 それと共に、コファシリとしてスキルは必要ですが、やは

「1on1どのぐらいの頻度がいい?」と聞ける理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの自主性を引き出せる

先日、ある組織のマネジメントをしている方のお話しを聞いて感銘を受けた。 その方は、部署内で、1on1を始める時に、スタッフ一人ひとりに、 「これから、1on1を定期的にやりたいんだけど、どのぐらいの頻度がいい?」 と確認を行ったとのこと。 〜〜〜 そうすると、あるスタッフは、 「毎週が良いです!」 他のスタッフは、 「いやぁ〜〜〜、1ヶ月に一回で充分です。」 と、いろいろな声があり、基本的には、スタッフの意見を尊重しながら、1on1を進めているとのこと。

仕事を任せられる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは承認するチャンスを掴んでいる

コーチングスキルに承認がある。 承認は、かなりシンプルに言うと、 「相手を認める」 こと。 承認には、3つの種類があり、 この3つをバランスよく使えると、いわゆる承認上手になる。 〜〜〜 承認と言うと、褒めるのイメージが強いけど、実は、仕事場面で考えると、 「仕事を任せる」 ことも、承認になる。 先ほどの3つの中で考えると、 「存在承認」 になる。 要は、相手を信頼していて、その存在を認めているから、仕事を任すということ。 〜〜〜 そして、仕事を

スタッフの頭の中を整理できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは事実と解釈を分けられる

「コップに水が半分入っている」 という事実に対して、自分がどんな解釈をするか? 「半分も入っている。」 「半分しかない。」 どちらが正解、不正解ではない。 あくまでも、自分が、そう解釈しただけ。 物事の解釈のフレームを変えることを、コーチングスキルのリフレーミングという。 リフレーミングについての言語化↓ 〜〜〜 リーダーとして、このリフレーミングのスキルを使うと、スタッフの可能性を広げることができる。 その時に、 事実→解釈→行動→結果 というフレー

シンプルな問いを繰り返す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの考える力を育成できる

「あなたは、どうしたいの?」 「あなたは、どうありたいの?」 「何のために、働いているの?」 「10年後、どんな風になっていたい?」 これらの問い、シンプルではあるけど、いざ聞かれると、ドキッとする。 〜〜〜 リーダーとして、スタッフ自身の考える力を伸ばす時に、 上記のような、シンプルだけど、本質を突いた問いは、有効。 なぜなら、人は、その場で、パッと答えられない問いほど、 脳で、一生懸命、自分なりの答えを出そうとするから。 〜〜〜 私が、訪問看護の現場