見出し画像

色々な品種の良さをあわせて、気負わず飲める心地よいワインを #声なき大地の詩

1584年からヴィニュロン(ブドウ栽培者・ワイン生産者)としての歴史を持っているドメーヌ フィッシュバック。実はしかし、様々な家族の事情からその歴史は途絶えかけていました。それを一念発起して再開させたのが、若き当主ジャン ドレフュスです。

2017年が初ヴィンテージですが、ドメーヌの再開にあたって自然派ワイン造りを軸とすることを定め、年々その品質に磨きをかけています。

ぱっと見だと、強面というか貫禄のある風貌のジャンですが、その瞳を覗いてみるとわかるように、実は繊細で柔らかな人柄で、仕事ぶりもとても丁寧です。そんな彼の人柄が、やはり彼の手掛けるワインからは感じられ、ピュアな味わいの自然派ワインであっても、安心して色んな方にオススメできる安定感があります。

毎年少しづつ、瓶詰めに至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)無添加で造るワインの種類が増えているのですが、そんな流れのなかで、気負わず楽しんでもらえるようなラインナップとして新たに加わったのが、今回ご紹介する「スフィック ブラン」です。

ドメーヌ:Domaine Fischbach / ドメーヌ フィシュバック
造り手:Jean Dreyfuss / ジャン ドレフュス
ワイン:Suff[hic] Blanc / スフィック ブラン
ヴィンテージ:2020
タイプ:白
産地:フランス アルザス地方
品種:オーセロワ、シルヴァネール、シャスラ

アルザス地方では、白ワインに用いるブドウ品種として伝統的なオーセロワ、シルヴァネール、シャスラをブレンドして造られるこのワインは、シンプルで軽快な飲み口と、華やかな香り、スキッとした旨味と果実味のバランスが心地よく、どんな食事にも気負わず合わせることができます。

アルザスには、伝統的に様々な品種をブレンドして造るエデルツヴィッカーというワインがありますが、このスフィック ブランは、ドメーヌ フィッシュバックにとってのエデルツヴィッカーのような存在で、様々な品種の味わいをいかしつつ、カジュアルにゴクゴク飲んでもらえるように、今後は生産量も増やしていきたいとジャンは語ってくれました。

どんな料理にも合うと書きましたが、しっかりハーブを効かせた魚のポワレやクリームシチュー、極太のソーセージなどを使ったシュークルートなどと一緒に楽しみたいワインです。

おわりに

be a good friend は、ヨーロッパを中心に自然派ワインを輸入し、造り手の想いに共感してくださる全国のワインショップさんなどに販売するワインインポーターです。

また自然派ワインの部門とは別に、国内の自然栽培の農家さんのお野菜を全国の飲食店さんや、個人の方にインターネット販売を行う八百屋部門のポム・ド・テールも活動中。


研究者の方や様々な分野のプロフェッショナルの方の力をお借りして、「幸せなな食卓で未来を明るくする」を一歩すすめるためのwebセミナーを開催していきたいと思っています!頂いたサポートはそちらの運営費用に使わせて頂きます。