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夫をいかに住宅購入へ導くか①

結論から言うと、住宅を見始めてから1か月で家を決め、次の1カ月でローンから購入へ。そしてその引き渡しから1か月で新居へと引っ越しました。家を見て3ヶ月でいろんなことが進んでいきました。自分でもびっくりです。

これが標準なのか、わかりません。

でも、初めてのことばかりなので、覚書も含めて書いてみようと思います。


結婚してから約10年。駅近くのマンションでの賃貸生活。
結婚後、「お金で時間を買おう」と、歩いて10分圏内にデパートがあり、駅、銀行、郵便局、市役所など生活に必要なものはすべてそろうエリアに住んだ。

職場も徒歩圏内。東日本大震災の時は自宅に帰れない同僚に、我が家を避難所がわりに使ってもらった。

閉店間際のデパ地下は、大手スーパーより格段に安くなる。定価では絶対買えないお刺身やら野菜が、半額以下!閉店間際に散歩がてらふらーっと出向き、赤札を買い漁る。

私にとっては、天国だった。

今思うとこれが良かったのか悪かったのか・・・。

マンションの契約更新のたびに、「家賃の安いところに引っ越そう」「そろそろ家を買いたい」「駐車場代が高すぎる」「貯金に回らない」などなど、話には出るが動きはない。今の天国のような住環境を、買えたくない気持ちもあった。しかし、家賃を払い続けて何も残らない生活でいいのか疑問だった。毎年、そろそろ更新だねーという会話のみでズルズルと7年が経過した。

オットーと話し合いも平行線

基本的に変化を嫌うオットー。「まだ早くない?」「今じゃなくても良くない?」「欲しいとは思っているよ」「考えてるよ!」逆ギレかよ。

結局進まず。

購入か賃貸か、情報集めだけでもしたいのに。

「もう、ふざけんな!」と私もキレた。

勝手に、うちの近所にできた、新築マンションのモデルルーム内覧会申し込んだ。半信半疑だったけど、クオカードと信玄餅プリンもらえるって書いてあるし。

オットーには「興味が何なら家で寝ていればいい。それがあなたの答えだと解釈して、私もそれを踏まえて動くから」と伝えた。

オットーは、自分の意思で(?)ついてきた。こういう私の「突き放したセリフ」は非常に怖いらしい。

とりあえず、モデルルームにはついていくと自分から言ってきた。私からすれば、「ついていく」という受身な表現もイラっとするところではあったが、何かが動くきっかけになればとの思いでいくので、まあ良しとした。

続く




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