インターネット調査室:  「アラビア文字入りの服を着た女性がランチで入店、コーランの一節と勘違いされて群衆300人に取り囲まれる /パキスタン」

今回は「アラビア文字入りの服を着た女性がランチで入店、コーランの一節と勘違いされて群衆300人に取り囲まれる /パキスタン」について見て行きましょう。

朝鮮日報:  7 Mar,2024

「アラビア文字入りの服を着た女性がランチで入店、コーランの一節と勘違いされて群衆300人に取り囲まれる /パキスタン」: ?

「服を脱げ」

「オレがあの女を撃つ。撃ち殺す」

「昼食のために飲食店を訪れた女性が約300人の群衆に取り囲まれてこのような暴言を浴びせられたのは、単に「イスラム教の聖典『コーラン』の一節が書かれたワンピースを着ていた」という理由からだった。群衆は女性が「神聖冒涜(ぼうとく)罪」を犯したとして殺害すると脅迫したため、ついに警察が出動して恐怖におびえる女性を救いだし、事態は一段落した」

「女性が着ていたワンピースに書かれた言葉はコーランの一節ではなく、単なる「アラビア文字のカリグラフィー」であることが分かった。英BBC放送などが4日(現地時間)に報道した」

「この事件は先月25日午後1時10分ごろ、パキスタン・パンジャブ州ラホールの飲食店で発生」

ん~

「警察が調べた結果、女性の服に書かれた言葉はコーランの一節ではないことが明らかになった。この言葉はアラビア語で「美しい」という意味の「ハルワ」だった」

当たり前ですが、業者もアラビア語圏の人間であれば基本こうものにコーランの一節を使うことはないです。

「パキスタンでは神聖冒涜は死刑に処せられるほど深刻な犯罪とされている」

パキスタンで業務をしていた身からすると、まず「パキスタン・パンジャブ州ラホールの飲食店」が驚きましたね。

と言うのは、この場所はインドとパキスタンが独立の署名をしたところで、インド国境の近くの街です。

ながらく、パキスタンいた私が初めてホテルのレセプションで女性が働いているのを見た場所で、あまりに驚いたので、相手に「長らくパキスタンにいますが、初めて女性がレセプションに立っているのを見ました」と言った覚えがあり、他と比べれはかなりイスラムの規律も緩いところだとおもっていましたが...

これが、アフガニスタンの国境近辺だと、驚きもしなかったのですが「ラホール」とは...

女性側の写真を見る限り、現地人(?)と区別がつかないので、余計あおりが倍増した可能性もあります。

女性の素性は書いていないのですが、恐らく現地人ではないですね。

通常、現地人は西洋のような服装をして、飲食店など入りません、今回の様になるので...

ま、ともかく現地人は刺激しない方が無難です。

何が起こるか分かりません。

私なども、現地にいる時にゼネストをしていて、道端でタイヤが燃えている中を馬車で通勤したことがあります(ゼネストでタクシーも走っていないため)。

だいたい、パキスタンにいると、日本で話しても信じてもらえない話が山ほどあります(苦笑)。

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