しんどかったね、令和元年。

2019年、そろそろ終わりますね。  


今年は、就職活動とかで色々悩んだ時期でもありました。



でも何より、
姉の出来事が一番辛かった。


今年の正月には一緒に除夜の鐘をついたのに。

その時は横にいたのに。冗談言い合っていたのに。



それからもう1年が経つ。

去年の今頃は、2019年にこんなことが起こるなんて微塵も想像していなかった。



姉が令和を生きたのは1ヶ月だけ。


人はいずれ死ぬのだ。これは回避できないことである。でも、家族の中で姉が1番最初だとは考えもしなかった。


僕の両親は比較的高齢だから、祖母が亡くなり、父が亡くなり、母が亡くなり、姉と一緒に、両親の思い出話をするものだと思っていた。

もう、それもできないのだ。

高齢だからといって早く死ぬわけではない。もしかしたら父より俺の方が早く死ぬかもしれない。

親が死んでから子供が死ぬというのは、当たり前のようで、必然ではない。

その確率が高いだけだ。

我が家はその高い確率に当てはまらなかっただけだ。


もっと生きたかっただろう。


28歳だった。


30歳、40歳と、老けていく姉も見たかった。


まだ若々しいまま、どこかにいってしまった。


まだ結婚して半年だった。

姉の子供とかも見てみたかった。 



姉のことがあってから、
みんなおかしくなった。


割と急なことだっただけに、余計辛かったのかもしれない。


長く入院していたわけでもない。


長く入院でもしていれば「別れ」を意識することができたのかもしれなかったが、それも許してくれなかった。


死は辛い。

どこかのランキングで見た。

人に一番ストレスがかかる出来事が「配偶者、身内の死」だ。



みんなおかしくなるのだ。 


人間は弱い。


両親は今まで1番くらいの大喧嘩をした。



同居していた祖母は、姉のことがきっかけで、痴呆が始まり、介護が必要にもなった。

祖母の部屋は僕の部屋の隣。

毎日同じ説教を聞かされ、隣の部屋でずっと独り言を言っている。


急に奇声を発する。

「人ってあんな声でるんだ。」


地獄だった。

母も疲弊しきり、病みそうだった。


あれから、7ヶ月たった。

今はみんな落ち着いてきた。


でも、どこか暗い。


姉がいなくなった事を一生考えて生きていくのだ。

これはしょうがない。

家族だから。たった1人の兄弟だからね。



正直、僕は未だに姉が死んだとは思っていない。

受け入れられていない。

おそらく自分が死ぬまで受け入れられないだろう。

両親もそんな気持ちだろうか。


またふらっと実家に帰ってくるんだろうと、心のどこかで期待している自分がいる。


しばらく姉とは別居していたから、

近くにいないことに慣れているから、

余計そう感じるのだろうか。


仏壇に線香をあげても、手を合わせたくない。

姉の死を肯定している気がするからだ。


骨を拾う時も、目の前の骨がお姉ちゃんだなんて思えなかった。

だから、そんなにキツくなかった。


これはお姉ちゃんではないから。



7歳年上のお姉ちゃんだった。

昔はいつもいじめられた。

喧嘩にはいつも勝てなかった。

僕が中学生の頃にはもう姉は一人暮らしをしていた。

3ヶ月に1回くらいは実家に帰ってきて、会うくらいだった。



姉にちょっかいをかけられる。

姉がボケて、僕が突っ込んで、両親が笑う。

姉と漫画の話題で盛り上がる。

そんな光景が恋しい。




しばらくお姉ちゃんとは会えそうもない。




また会えた時に、たくさん喋りたいな。




それを将来の1つの楽しみにして、


生きていこうと思います。



今年は、就活する年でもあって、自分の将来について深く悩みました。


「今年は就活やめとこうかな」と、何度も考えました。




人生ってなんだろう。

人はなんで生きているのか。

死んだら何もかも意味ないじゃん。

仕事って何?



毎日ベッドの中で、そんなことを考え出すと眠れなかった。



哲学の問いに対して、答えを出すのは難しい。


でも、

ある程度自分が納得できる答えを持っておいて、

疑問がやってきたら、その答えをぶつける。



その答えはなんでもいい。


正解はないから。




何言ってんだと思うかもしれませんが、


みなさんに家族、両親、兄弟、恋人、パートナー、子供がいるなら。


大事にしてあげてください。


(とはいえ、家庭の事情で嫌いなら別で)


他人と同じように自分も大事にしてあげてください。

生きていることは尊いことです。


目標や生きがいは何でもいいと思います。
小さなことでも大きなことでも。

なんでもいいと思います。
人に誇れることでも、そうでないことも、楽しそうと思ったこととか、とりあえずやってみたいと思ったこと、人生を目一杯使って、生きてほしいです。

休むことに時間を使ってもいいと思います。

色々悩んでしんどい人もいっぱいいると思います。

頑張りましょう。
何を頑張ればいいのか、僕にも分かりません。
でも頑張るのです。


みんな、自信をもって、生きましょう。

ネガティブでもいいのです。
僕もネガティブな性格です。

でもそれも、その人のいいところ。


僕は、人を応援できる人でありたい。

人を肯定してあげたい。

自信を付けてあげられるような人でありたいと思います。



今年1年は本当に辛かった。  

病みそうでした。
自分では分からないけど、病んでたかもしれません。


いまだに、ふと泣いてしまうことがあります。

今までそんなことなかったのに。

なんででしょうね。


この事をしっかり話した友達もまだいなくて、
とりあえず書き出したかったのでnoteを書いてみました。

勢いで書いたので、
変な文章になってたらすいません。  

特に誰かに向けて書いたわけでもありません。


もしこれを読んで、

ちょっとでもいいので、

「自分」と「大切な人」を

大事にしようと思ってくれたら幸いです。


いつもは言っていない「おはよう」を言ってみるとか、

久しぶりに兄弟にちょっかいかけてみるとか、

なんでもいいです。


小さな幸せを大事にしていきましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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