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N4書房日記 2022 0516-0531

0516

六本木ビリオンでのイベントは、大きなトラブルもなく済んだ。ゲストに頼らずに「こういう風にできないか?」「ああいうこともできるのでは?」と仮の構想が膨らむ。



0517

ミスがあっても、それを覆い隠す絆創膏的な案がいくつか出てくるので、結果的には何もない状態よりも良くなっているかもしれない。2,3か月や半年先につながる良い考えも浮かんだ。



0518

歌詞についてあれこれ考えているうちに、20~30年前へと進み、そこからさらに昭和初期や明治維新にまで遡ってしまった。現代史はもともと好きではなかったのだが、これは人前で話すか書いて発表するかもしれないくらいの種なので、大切に育ててみたい。



0519

コロナ禍で休止していた読書会を、また始められる可能性がググッと浮上する。



0520

全集を2セット持っているにもかかわらず、どうしても「満韓ところどころ」を読みたいので「漱石紀行文集 (岩波文庫)」を買ってしまった。



0521

出典解説Ⅹをnoteに公開する。アルファベットを逆に進んでAまで行くつもりなので、先はまだまだ長い。




トークイベントで急に代役が必要にでもなったらどうしよう、と考えていたのだが90分くらいなら埋められる話題を思いついた。
渋谷系→シュガーベイブを枕にして小沢健二→ユーミンと進んでいって、150年くらい過去からグルッと一周してFGに戻る。



0522

たまたまスポッと予定が空いた日曜日だというのに、ほとんど何もできなかった。どこかへ献本してみるのは無駄ではないので、音楽誌に送ってみることにする。



0523

先日、読書会関係で初めての人と会って、二時間近く話し込んだ。たまたま松本清張原作の映画「告訴せず」を観たばかりだったので、話題があちこちに広がってよかった。

「火の鳥」を何から読むべきかアドバイスを求められたので、とりあえず「ストレートに話が進むから未来編」と答えたが、その後「17才の帝国」の話題になったので「AIによる政治判断の暴走から話が始まるので未来編」「むしろ未来編の序章としての『17才の帝国』」と、今になって訂正したくなってきた。



0524

またもや「発言集成」と「ベレー帽とカメラと引用」5冊の合計6冊を購入される方が……!

頭の周囲を漂っている悩み事がいっぺんに吹き飛んだ。



0525

資格試験が迫っていて、読書会や仕事もおろそかにはできないしで、あれもこれもやや切迫した状況になっている。N4書房の活動は無理せずにスケジュールを決めて、時間割風に管理するべきか。



0526

毎週、土曜か日曜に「発言集成」の項目ごとの解説をnoteに出すことにしている。

その前に下書き風のものをメルマガで、「メルマガの短縮版+写真付き」をインスタグラムで公開している。

これがいくら書いても書き足りないほどで、AからZまで揃ったらさらに書き足すつもりでいる。最終的には「発言集成」よりも解説の方が長大になるかもしれない。



0527

吉田仁さんの講義の書き起こしが終わった。完成してみると最初と最後で照応しているフレーズに気が付く。最初は「これまでに何度か話してますけど……」で始まって、終わり近くに「これまでに誰にも言っていませんが……」で締めている。



0528

牧村さんと近い年齢の人が書いた自伝なので、何かの参考になるのではと考えて手に入れた荒俣宏の「妖怪少年の日々 アラマタ自伝」は、読んでみると本当に何の接点もなかった(内容は面白いけど)。

「Spectator」Vol.46 より


ところが、出典解説のWを読み直していて、秋山道男が妖精文庫(月刊ペン社)のデザインをしていたのを思い出した(追記:奥村靫正も関わっている)。

そうなると妖精文庫の監修を務めていた荒俣宏と関係がなくはないので、ひとつ発見したような気になった。

マキムラ→アキヤマ→アラマタと並べてみると、何となく音声的に似ている(追記:オクムラも似ている)。




0529

話し言葉の書き起こしで「ええと、」「で、」といった言い淀みやためらいの間を削ってしまうのはもったいない。かといって全てを残すと冗漫になるので、そのあたりの匙加減が難しい。



0530

試験の勉強をしながらも、西郷隆盛に関する本を読んでいる。皆、西郷隆盛はわからないと言っているが、確かにつかみどころを絞り切れず、論じ甲斐がありそう。



0531

何年も前からブログを愛読している某さんが「昔のROJをまとめて売りたい」と書かれていたので、連絡をつけて安く譲っていただけることになった。それが到着したので分類したり読みふけったりする。



*この日記は半月~一か月くらいのペースで不定期に更新されます。

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