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出典解説C「サウンド&レコーディングマガジン」1986年5月号 リットーミュージック 

C「サウンド&レコーディングマガジン」
1986年5月号 リットーミュージック

前の項目Bからは8年後、次のDから10年前と、このインタビューは前後にかなりの間があります。

インタビューを引き受けられた(意外な)いきさつに関しては付録に書かれている通りで、かつ異例ともいえる長いインタビューです。

小さい文字が横書きでびっしりと並び、文字数を数えてみますと、

横22字×縦60行が7列

横22字×縦57行が3列

横22字×縦45行が2列

およそ合計で15,000字になります。1986年は、まだFGどころかロリポップ・ソニックすら結成以前という時代です。

内容は生い立ちやミュージシャンのエピソードよりも、プロデュース論や音楽業界の将来を憂う考えなど辛口の意見が目立ちます。後々の流れを知る現在の読者の目には、予言的に読めるような発言が多くあります。


固有名詞については、これ以降のインタビューではさほど細かく触れられない人名が多く見受けられ、そういった箇所はかなり意識して多めに拾いました。

このインタビューを何とかして紹介したい、という意識がこの本を作った大きな動機のひとつです。



インタビュー後のページには、これまでのプロデュース作品として12枚のアルバムが紹介されています。


ちなみに下段の広告は「STUDIOわかば」で、2022年の今でも存在しているようです。

http://www.riddim.jp/soundstudio.html




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