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「牧村憲一発言集成 1976-2021」出典解説(A-Z)他

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「牧村憲一発言集成 1976-2021」の出典元AからZまでの解説と、関連記事のまとめです(いくつかの記事は有料)。 → Zine「ベレー帽とカメラと引用」06号では出典解説 A…
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2022年9月の記事一覧

レココレでご紹介いただきました

音楽誌「レコード・コレクターズ」10月号で、N4書房刊「牧村憲一発言集成1976-2021」をご紹介いただきました。 こちらから一部お送りしたのが、2,3か月ほど前です。この本の価値や内容を認めてくれて、しかも誌面で取り上げてくれそうな雑誌はと考えてみると「レコード・コレクターズ」と「ミュージック・マガジン」しか思い浮かびませんでした(他に献本した方がよさそうな雑誌があったらぜひ教えてください)。 その後、やや冷静になって両誌を読み直しますと、 1.本と言っても大きな出

出典解説H「ミュージック・マガジン」 2006年9月 ミュージック・マガジン

H「ミュージック・マガジン」 2006年9月 ミュージック・マガジン 牧村さんのインタビューを分類すると、風邪薬のように「総合」的なタイプと、「せき・のど」「鼻炎」「熱」のように部分的なタイプに大別できます。 このインタビューは完全に「フリッパーズ・ギター」に特化したもので、タイトルは「逆説―誰でもフリッパーズになれるわけではない!」と、実際には話されていない文言になっています(編集者の主観というか、解釈のようなもの)。おそらくかなり長い話を凝縮したらしく、他のインタビュ

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出典解説I「クリネタ」 No.2 2008 Summer クリネタ

出典解説のIです。   I 「クリネタ」 No.2 2008 Summer クリネタ   「クリネタ」(「クリエイターのネタ」を略して「クリネタ」)は、グラフィックデザイナーの長友啓典が編集長となり、2008年に創刊され、2017年の38号まで発行された雑誌です。   タイトルの前に「活字で読むデザインマガジン」というキャッチフレーズが付されていますが、その点も含めてどこか80年代の広告業界的なセンスやノリが漂っています。 2号に掲載された牧村さんの文章はFGからトラ

出典解説J「TATSURO MANIA」 no.66 2008 Summer / no.67 2008 Autumn スマイルカンパニー

出典解説のJは、山下達郎ファンクラブの会報に掲載された、 かなり長いインタビューです。 その長さのために2008年の66(夏).67(秋)号に分載となっています。 J 「TATSURO MANIA」 no.66 2008 Summer / no.67 2008 Autumn スマイルカンパニー 2008年というと、渋谷系に関する本やインタビューの依頼が多かった時期と思われますが、このインタビューは生い立ちに始まって、シュガーベイブ時代の山下達郎との出会いまでを66号、CM

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