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20代・30代・40代の平均年収と手取り額を調査

本記事では、働き盛りの20代〜40代の平均年収と手取り額についてお伝えします。より詳しい年収調査情報については、以下記事も併せてご参照ください。




皆さんは、「自分は世間一般と比べてどのくらい稼げているのだろうか」と疑問に思ったことはありませんか?
平均より上なのか下なのか、周りと比べてみたくなることもあるでしょう。
そこで今回は、20代、30代、そして40代と、年代別で平均年収と手取り額をまとめてみました!あなたはどのくらいの位置にいるのでしょうか。


20代の平均年収と手取り額は?


ではまずは働き始めたばかりの20代から見ていきましょう!
以下、参考にしているのは「国税庁「平成29年分民間給与実態統計調査」年齢階層別の平均給与」のデータです。

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20代と言っても、新卒で会社に入ったばかりの時期と、そろそろキャリアアップを目指せるかなという時期とに分かれます。
ですから、20代前半と後半ではかなりの差があることがわかりますね。

平均年収を見ると100万円もアップしてします。
まだまだ全体的にこれから稼ぎをアップしていく段階であり、30代や40代と比べると低くなっています。
昇給制度がない雇用形態だと、年齢を重ねてもこのままでいくこともあるでしょう。


30代の平均年収と手取り額は?


30代も前半と後半で分けてみるとやはり金額に差が出ました。

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20代前半と30代前半を比べると平均年収も平均手取り額もかなり上がりましたね。10年近く勤めれば、平均手取り額は120万円ほど上がると思えば働くモチベーションも上がりそうです。いよいよ働き盛りになってくるので、30代後半になってからは手取りでも350万円を超えています。


40代の平均年収と手取り額は?


では最後に40代の平均年収と平均手取り額を見てみましょう。

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20代は前半と後半とで平均年収の差が100万円もあったのに比べると、40代前半と後半ではそれほど大きく上がらないことが特徴的ですね。
手取りも同じようにそこまでの差はありません。ここからはじわじわとお給料が上がっていくことがわかります。
ただ、40代後半には平均手取り額が400万円に近くなり、20歳前半の倍ちかくもらえていることがわかります。


番外編:平均年収を男女別で見てみると…


ちなみに、「国税庁「民間給与実態統計調査」の第11表企業規模別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額」をチェックしてみると、男女別での平均給与も記載されていましたので参考までにこちらに載せておきます。

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50代まで記載してみたので、自分がこのまま働いてリタイア近くになった時にどれだけのお給料がもらえるのか頭に入れておきましょう。
これを知っていると将来マイホームを買う時や、子どもができて教育費を支払う時などに計画的に暮らしていけます。
やはり50代まで働くと平均給与は500万円台まで上がり、20代前半の倍くらいになっています。
しかし、50代前半の方が後半よりも平均給与が若干低くなっているのは見逃せません。今まで年齢が上がるにつれて上がってきた給与と唯一逆行していますね。


また、男女別でみると年齢が上がるにつれて女性の方が男性より大幅に平均給与が低くなっていることがわかります。
日本は先進国の中でも男女差別が一番激しい国ですが、女性も働きたいというより家にいたいという希望を出していることもあり、働きたい人と二極化しているように思えます。

まとめ

国税庁の調べによると、平均年収や平均手取り額は年代によって、そしてその前半後半によってかなり大きく異なることがわかりました。
20代はグンと一気に給与がアップすることが特徴で、30代・40代は働き盛りでじわじわと給与額を伸ばしていることがわかりました。
あくまで平均なので大幅に平均を上げている人も下げている人もいるでしょうけれど、自分の給与と比較するなら国税庁のデータは一番確かなものではないでしょうか。


とりぞー
https://bbtokyo.net/

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