見出し画像

【読書感想文】読みたいことを書けばいい 田中泰延

田中泰延さんの「読みたいことを書けばいい」(以下「読み書け」という。)読んだ。読んでから、何かを書きたいと思っていたけれど、何を書けばいいのか分からなくなってしまった。(写真はGoogle画像検索で手に入れたものだが、倍率を調整しても見た目が「たいこばいい」になってしまい、どうすればいいのか分からなくなってしまった。)

とにかく、読み書けの中で、「物書きは調べることが9割9分5厘6毛」と書いてあったから、田中さんが書いた文章やツイートを全部読まなければならない、と思い、時間が経った。どれだけ面白い文章とはいえ、あまりに莫大な量の文章なので、仕事と家事・育児のかたわらで読むのは、簡単なことではなかったので、もう読みかけ(ダジャレじゃない)でもいいやとあきらめて、今年の1月に筆(実際には親指)を取った。

ダメだ、田中さんのツイートが面白すぎて、いいね&リツイートすることに時間を費やしてしまう。そんな中で、以下のnoteに出会った。

げっ、どうしよう、こんなに素晴らしい記事がある。これ以上書くことが無くなった。

あれから10ヶ月、ずっと頭の片隅に読み書けがあった。何を書けばよいのだろう。

よし、思い切って、1年9ヶ月前にツイッターを始めて、ウザい自分に気づいたことについて、戒めを含めてここに残そうと思う。「自分の内面を語る人」はつまらない、とのことなので、内面ではなく、自分の経験を事実に基づいて書くことにしたい(こんな言い訳に意味は無いのかもしれない)。

職場の先輩に勧められ、ツイッターやインスタを始めた。始めてすぐに、田中泰延さんのツイートが目に飛び込んできた。すごい、こんなに面白い人がいるんだ。ツイッターの使い方がよく分からないまま、引用リツイートを何度もしてしまった。

そのうち、田中さんの(既読の意味での)「いいね」がつかなくなり、読んですらもらえていないのだと気づいた。これはかなりキツかった。ただ、読み書けの中の「だれかがもう書いているなら読み手でいよう」「承認欲求を満たすのに「書く」は割に合わない」「他人の人生を生きてはいけない」の項を読んで気づいた。そうか、僕はいいねやRTをして欲しいという承認欲求にとらわれていたのだと。

当時は、仕事も家庭も育児も何だかモヤモヤする感じがあった。そこで出会ったツイッターで、大喜利をしていいねをもらうことにハマった。本来の意味でウザいウザガラマー誕生の瞬間である、おぎゃー。しかし、ハマった分、その欲求が満たされなくなったのはこたえた。

今、あのときの自分に言いたい。大喜利は自分でツイートすればいいし、どうしてもいいねされたいなら、親しい友人にLINEをしなさい、と。

本当にこの本に出会って良かったと思う。出会っていなかったら、誰かにウザイと思われることが増えていただろう。

いや、待てよ。実際にこの本に出会う前に、自分のブログのURLを友人に送りウザがられてしまった。もっと早く出版してほしかった。

一連のウザガラミについては、心底恥ずかしいし、申し訳ないと思っています。ごめんなさい。

今後とも、無言でリツイートさせていただければ幸いです。

#田中泰延   #読みたいことを書けばいい   #ひろのぶ雑記   #40代からのドロップアウト   #書くについての公開雑談   #優秀なライターが持っているもの



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?