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【ホストファミリー】ドイツの最賃

留学生くんの家族は今、バカンスだそうです。とある街に1~2週間ほど滞在し、そこを拠点としてあちこち行くんだとか。よろしぃなぁ・・・。

日本の労働者は休みが短いし、子どもたちも部活やらなんやらで忙しいから、家族そろって1週間以上の休みが合うことはあまりないですよね。そしてもちろん、旅行にかける家計の余裕もなかなか厳しいものがあります。コロナの影響がなくたって、庶民はそんなに長く旅行なんか行けないんじゃないでしょうか。

そういえば最近、ドイツの最低賃金について新聞記事を見ました。
2022年1月~ 時給9.82ユーロ
 7月~  10.45ユーロ
 10月~ 12ユーロ(1ユーロ140円として1680円)
これは、エネルギーや食糧価格の高騰に対する中低所得層への救済策だそうです。年金水準も東独部6.1%、西独部5.3%の引き上げで、この30年間で最大とか、うんぬんかんぬん。

ちなみに1680円という数字で思うんですけど、今、和歌山県の最賃は859円です。レートにもよるけど・・ほぼ半分やん。時間もお金も余裕のない私たち。NPOの活動を通していろいろ困っているご家庭とたくさん交流するから余計にそう思うのでしょうか。日本社会もどこかで切り替えていかないと、個人の努力やご近所の助け合いだけでどうこうできる状況ではないと思います。最賃に限らず各分野のデータを見るにつけ、もはや先進国というのも憚られるようで、世界から置いてけぼりくらってる感じが残念です。


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