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事実婚30年、うちの子大人になってしまいましたがな。

コロナ禍でお茶会も飲み会もほとんどなくなりました。今年は末っ子も一人暮らしを開始し、家での会話も減りました。そうするとなんだかやっぱり毎日が物足りないし、モヤモヤするんです。だから、これまで経験してきたいろんなこと(事実婚とか子育てとか)や、最近開いた新たな扉(韓ドラとかBTSとか)についておしゃべりしたくて、noteをやってみようと思いました。ついでに、なんの肩書きもないけど長年生きてきた大人として、ここはいっちょ実名でやってみようと思い立ちました。いろんな方向で思いついて、とりあえずやってみるのが私の特徴です。続くこともあれば飽きることもあります。人生後半の基本姿勢は「成り行きまかせ」です。

私が結婚したのは約30年前のこと。姓は自分のアイデンティティなのに、あっさりと自分が改姓することに抵抗がありました。結論がどうなるにせよ話し合いはするべきだと思ったし、話し合いすらできない相手なら一緒に暮らしていくのは無理なはず。「姓を変えたくないねん」と切り出したのは、要するに「私は世間の常識についていちいち立ち止まって考えたい人間ですが、それでもいいんですか」という念のための確認でした。

もともと「ふつうに(女性が姓を変える形で)結婚するものと思っていた」彼は驚きつつ、「まぁ、あなたがそう言うならそうしましょう」と答えてくれました。よほどおおらかで気にしない人だったのか、それとも私のことがそんなにも大好きだったのか。彼は、昔も今も、良い人です。

ちなみに、別姓を選べるようにするかどうかという論議は最近始まったのではありません。30年前も(たぶんもっと前から)民法改正を求めて運動している方々はいて、「3年~5年の間には民法が改正されて、選択的夫婦別姓が実現するかも?」という話をされていました。その後も何度も何度も議論は繰り返され、世論も今や賛成が多数になりました(例えば下記リンクにある2021年3月実施のNHK調査)。

同姓にしたい人は同姓で良いわけで、別姓にしたいカップルが別姓を選べるようにするだけなのに、どうしてこんなに時間がかかってるのか全然わかりません。家族のかたちは人それぞれ。誰もが思い思いに自分の幸せのかたちを追求して生きていける方が良いに決まってる。まぁそのうち民法改正されるんじゃ?となんとなく思っているうちに、うちの子すっかり大人になってしまいましたがな。

これから、「その話、前も聞いた」と子どもに指摘されることなく心ゆくまで思い出を懐かしむ場所として、または韓ドラやBTSから得た発見についてキャッキャッしながら記録する場所として、時々書いていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

#自己紹介 #事実婚 #別姓

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