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【ホストファミリー】bad words・・

もう一回、ホストファミリーをしようよ!と言い出したのは私です。ホストファミリーをすることで増える仕事として、筆頭はお弁当作りだと思います。どうせ毎日作っているならそのついでとも言えるけど、わが家はもう弁当からも子どものお世話からも卒業し、夫婦二人で思い切り気ままな暮らしをしていたところでした。わざわざ留学生のために毎朝台所に立つ、それはなかなか覚悟が要ります。

でも、頼まれたから引き受ける?どう?と夫に聞き(だって夫が弁当係だから)、なんとなくまぁいいか・・と承諾してもらう流れで2回目のホストファミリーに至りました。

事実婚と言い、自宅分娩といい、ホストファミリーといい、言い出すのは私、それで用事が増えるのは夫。彼は今回も弁当作成担当を楽しんでいるように見えますが、実際のところどうなんでしょう。妻のおかげでいろいろ得難い経験ができていると思っているか、用事増やしやがってと舌打ちしているか・・聞かないことにします。

さて、留学生くんは、初登校が楽しかったようです。帰宅してすぐ、空になったお弁当箱を台所に持って来たあと、若干の笑みを浮かべてリビングの鏡の前でくるりとターンしてから部屋を出ていきました。機嫌良いんやな。けっこう分かりやすいな^^

教室ではたくさんの生徒が話しかけてきて、廊下にもたくさんの生徒がやってきて手を振っていたと笑っていました。いいねぇ、その素朴で好奇心旺盛な感じ!ドイツにはいろんな国の人が暮らしているけど日本には少ないからねー特に田舎だし‥コロナだったし‥というと、分かると頷いていました。

それから、学校では若者言葉や方言にまみれるだろうからと思って「学校で何か新しい日本語を覚えましたか?」と聞くと、困った顔で「bad words‥」との返事が。どんな悪い言葉なのかは聞きませんでしたが、おい!高校生男子、初日からそれか笑。まぁ、10代はどこの国でもそんなもんか。

そのほか、ドッジボールのルールについての日独の違いとか(同じパターンもあるけどキングを倒されたら負ける方式や一回当たったらもう参加できない方式もあるらしい)、日本でもドイツでも年配男性のくしゃみはびっくりするくらい大きいとか、パパがくしゃみしたらブレスユーみたいな言葉をかけるとか、筆談とスマホ交じりのそんな話をしながら晩ご飯を食べました。カツオのたたきは薬味も含めてばくばく食べ、高野豆腐はいまいちと言うことが分かりました。

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