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表裏陰陽光影

はい

今回は面白い内容の記事があったのでそれをシェアしていければと思います。ぜひ一つの考える指標にしてもらえればと思うのと所々専門用語とかあるのも勉強になります。

以下はある病気についての説明と作者の考えなのですが、その印象とかを含めて色々考えてもらえればと思います。

「この病気は、ウイルス性の疾患であり、現在のところ治療薬もワクチンも存在しません。そのため、医療ができることは対症療法のみとなります。成人よりは乳幼児、小児の感染が相対的に多くなっています。
その多くは集中治療を必要としない軽症から中等症までの症状で回復に向かいますが、一定の割合で重症の肺炎を起こすことでも知られていて、特に高齢者や乳幼児、基礎疾患のある人が罹患すると、肺炎のみならず髄膜炎、脳炎、心筋炎などを併発し、時にサイトカインストームと呼ばれる重篤な症状を伴います。その場合は高い確率で致命的となるため、注意が必要です。
感染率も非常に高く、一回流行すると大規模になる危険性が指摘されています。今確認できるある年の流行のデータでは、患者を受け入れたうち41%の施設で院内感染が疑われ、感染者の実に17%が死亡しました。特に基礎疾患を持つ乳幼児の致命率は43%と極めて高率です。生存例でも23%に呼吸機能障害などの後遺症を残していたことがわかっています。中でも特に重篤なものでは、肺線維症、気管支拡張症、閉塞性細気管支炎などが認められ、生涯にわたって治療と経過観察が必要です。
近年アメリカで報告された集団感染のデータによれば、感染者のうち38%が入院し、17%が集中治療室で治療を受けることになりました。最終的な致命率は5%となっており、パンデミックになれば医療崩壊は免れず、その被害は計り知れません。
また、このウイルスは症状消失後も2週間~4週間は排出が確認されており、症状軽快後も慎重な社会復帰が望まれます。」
さて、いかがでしょうか。
これだけ読むと、非常に稀な、流行したらやべーウイルス、って感じがしませんか?でも実際には、これはごくありふれたウイルス性の病気の話をしています。なんだかわかりますか?
答えは、アデノウイルスです。いわゆる、プール熱ですね。もっと簡単に言えば、風邪の一種です。症状がコロナと似てますよね、かなり。前も書きましたが、風邪なんだからその手のウイルスが引き起こす症状は全部似ています。コロナの症状というのは、現れ方はともかく、実際あまりにもありふれているのです。
上の文、基本的な数字など、事実に嘘はありません。というか、僕は別にアデノウイルスについて研究したことがないので、適当に検索して、信頼できそうなサイトから適当にコピペしてきて、ちょっとだけ文章を編集しただけです。悪く言えば、怖そうな数字を適当につなぎ合わせただけ。
要は、書き方だけなんですよ。悪く見せようと思えばこのくらいは簡単に悪く見せることができますよ、という例をお見せしたかっただけなんですが、中身が想像以上にコロナに似てて自分でも驚きました。これを元に、恐ろしい映像と音楽を使ってテレビで毎日流せば、プール熱パニックが起こるかもしれませんね。
ちなみに、これだけ“凶悪な”被害を引き起こすアデノウイルスは、5類指定の感染症です。学校なども、症状が消えたら2日休んで、登校していいことになっています。その間も、ウイルスは排出されてるんですけどね。大人に至っては何の規制もありません。つまり、会社を休まずに通勤し続けてもいい。もっと言えば、ウイルスをばら撒いて集団感染をさせるのは「自己責任」「会社の問題」であって、日本国、ないしは自治体としては全く関知しませんよ、ということです。
別に、今回のコロナがアデノウイルスと大して変わらない、なんて言うつもりはないんですよ。でも、そこまで、こんなに対応に差が出るほど変わりますか、とも思うわけです。
だって、今コロナが指定されている2類感染症の仲間ってのは、例えばポリオとか、結核とか、SARSとかMERSとかです。今見る限り、どう考えたって、これらと同じ危険度はないでしょう。それよりはアデノウイルスに近いでしょう、と。

ここまでとなりますが、どうだったか?
勉強になった、目から鱗だった、パラダイムシフトだ等まず色々と感じると思うが、こういうものとかを見聞きしていくと余計に今回のコロナに限らず「表面的」なものばかりで考えて行動してしまうと間違ったことに向かってしまう危険性が高くなると感じました。

表があれば裏がある、陰と陽、光と影、鵜呑みとかせずしっかりバランスをもって「考動」というものをしていこうと改めて思います。

では!

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