2020年5月のfavorite music

6月からなかなか忙しくなり、更新できずにいました。実はあまり音楽聴いたり、映画観たり、本読んだりもできておらず、、
引越しやら仕事やらでてんやわんやしておりました。
月間の音楽紹介だけは何としても続けていきたいのでこれだけは書こうと思い立って書いております。
正直あまりたくさん聴けておらず、5月じゃないやつも若干入っているかも、、笑
そのへんご容赦いただきご一読ください。それでは。

Stuck with U/Ariana Grande & Justin Bieber (single)
アリアナとジャスティンビーバーという2トップの楽曲。内容はコロナによるロックダウン生活の中で、"U"と過ごす時間について描いている。パンデミックの中で、ミュージシャンもそれに関連した楽曲が多数出てきていますね。カルチャーはある種社会が混沌としたときにこそ名作が出る運命を背負っている気もしています。そういった視点で作品を楽しむのも面白いかもしれないですね。

https://music.apple.com/jp/album/stuck-with-u-single/1511562938

2.A/日暮愛葉 (album)
日暮愛葉のニューアルバム。共同プロデューサーにskillkillsのGuruConcentとアジカンのゴッチを迎えています。このメンツ見ただけで好きだろうなと思って聴いて案の定好きでした。特にゴッチがフィーチャリングで参加する3曲目の「Shining all over feat.Gotch」は最高です。日暮さんの歌声とアジカン感炸裂のパワーポップ感。シンプルで聴きやすいですが、傑作だと思います。

https://music.apple.com/jp/album/a/1502525959

3.Pure X/Pure X (album)
テキサスのサイケ・バンド、Pure Xが満を辞して自分たちのバンド名をタイトルにつけた集大成作「Pure X」。5月は、Pure X、Jerry Paper、Diet Cig、Happynessなど、いわゆるインディーロック的な音楽が素晴らしかったですね。2020年代に突入して色々な音楽的な形が現れる中で、インディーロックやローファイのようないわゆる「バンド」としての音楽にも注目していきたいです。

https://music.apple.com/jp/album/pure-x/1504483618

4.how i'm feeling now/Charli XCX (album)
チャーリーエックスシーエックスの新作がリリース!昨年もアルバムリリースしていながら、急遽アルバム製作を発表し、わずか39日後に到着しました。タイトル通り、これも大きく変化した社会を映すアルバムになっています。かなりチャーリーのプライベートなゾーンが思いっきり現れています。ファンとの距離がより近づく中で、作品のクオリティではなくアーティストそのもののキャラクターにファンがつくような現象が起こってるかと思います。良いか悪いかわかりませんが、最近のSNSやニュースを見ていてもそんなことを感じさせます。

https://music.apple.com/jp/album/how-im-feeling-now/1513162098

5.OH MY GOD/小山田壮平 (single)
元andymoriで現ALの小山田壮平のソロ作品が到着。この曲は映画のタイアップだったり、ライブ配信を行ったり、かなり精力的な活動になってきてる気がします。これもパンデミックの影響もあるかもでしょう。内容も今までの生活を回顧しながら、政治家の言うところの「新しい生活様式」への想いを表現しています。radwimpsの新曲「新世界」も似たテーマで作品を出していましたね。こういった次のステップへの問題や展望を抱えた曲も増えてくるかもしれませんね。

https://music.apple.com/jp/album/oh-my-god-single/1510294179

6.Sometime In Tokyo/曽我部恵一 (single)
これもサニーデイ・サービスの曽我部恵一ソロ作です。約15分の大作で、内容は曽我部さん自身のことがかなり具体的に歌われています。シモキタで生活しながらカレー屋を営み、レコードショップも営み、犬と共に暮らす。そんな当たり前の生活を歌っています。サニーデイの最新アルバム「いいね!」の労働者としての生活感や時間感を引き継いでいる感じもあります。にしてもこの作品といい、冒頭のアリアナとジャスティンの作品といい、宇多田ヒカルの新作といい、全部白いジャケですね。白いジャケが今後の名作のキーかもしれません。笑

https://music.apple.com/jp/album/sometime-in-tokyo-city-ep/1511697182

今月は以上のような感じです。やはりパンデミックを受けて急遽製作を行いリリースされた作品が多かった印象を受けます。いつの時代も世の中の不安定な事件や現象を作品にしてきた音楽は、この時代に新たな名作期を迎えるかもしれません。CDビジネスやタイアップといったものの力が失われた今、ストリーミングを中心として、良作がキチンと表に出てくる時代かもしれませんね。

この他にも気に入った楽曲を入れ込んだプレイリストを以下に貼っておきます。時間があるときにどうぞ。それでは。

https://music.apple.com/jp/playlist/may-2020/pl.u-yZyVPrmIYomGlNr

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